チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

強風にハットが吹き飛ばされてそれを追いかけるおっさんの姿を想像したら戦慄なんてレベルの話じゃない。

また台風が来るらしい。正確に言えばもう沖縄には襲来したのだが、偏西風に流れて列島を横断した後、当地にも接近する模様だ。その影響が現れているのか、今日にも強風が吹き荒れ始めるという予報になっている。体感温度は冬に近いかも知れない。さて、何を着て出かけようかしらという事になるワケだが、それ以上に心配なのが、帽子が飛ばされやしないかという事だ。アラホーにしてオラついたハットを被る事で、見苦しい坊主ヘッドを隠している私にとって、強風は厄介な問題である。これまで何度も風に煽られてヒヤリハットな状況に見舞われたが、幸い飛ばされる寸前にハッと気付いてハットをホールドし、ハッとしてグッジョブな自分を褒め称えてきた。しかし、もしハットが吹っ飛ばされたとしたら、それを涙目で追いかける私の姿は、傍から見てさぞかし見苦しかろう。そんな状況を想像すると、ますます飛ばされまいという決意を新たにするマッド・ハッティストな私だった。ときに先日、ZOZOでまた新たに帽子をポチった。今度はハットでは無く、初めてのキャスケットだ。当然、被った事が無いので、実物が届くまで着用感は分からないが、ますますオラつくであろう未知の世界への扉に手をかけてやろうと思う。