チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

四六時中ゲームに明け暮れていられる隣人Xの素性を私は激しく知りたい。

今日は朝っぱらから薄壁を通して隣人Xがブツクサ喋っているのが聞こえてきて、壁ドンを一発お見舞いしたいくらいに苛立たしい。ゲスいとは思いながらも薄壁に耳を当ててみたのだが、案の定、ネット越しの相手とゲームについて会話している様だ。Xがいつ眠っているのか、いやそもそもどんな素性の男なのか、ン年間隣に暮らしていても分からないのだが、一つだけ間違いないのはゲームキ印である事だ。部屋にいる間はほぼほぼゲームをやっていると言っても過言では無い。しかし、社会的な底辺レベルで言えばそんなXより私の方がもっと底辺だろう。それが哀しい。こんなボロアパートが私の終着点なのだ。しかも、私はいま、そんなボロアパートからも追い出されるかもしれない窮地に立たされている。結果は今週中にも下るかも知れない。蛇の生殺し状態でメンタルが危ない。ゲームに明け暮れていられる様なXが羨ましくもある。ときにWiiUが販売終了との報せを見た。来年発売のNintendo Switchにシフトしていく様だ。私は今でも3DSWiiUを購入したいという望みを捨ててはいないが、服飾関係にカネを費消し過ぎて、いつになっても予算を計上できないでいる。そうこうしている内に販売終了だ。また置いてけぼりを食らってしまった。私がゲームをおよそ15年ぶりに再開する日は来るのだろうか。そんな事よりそもそも私は年を越せるのだろうか。どこまでも果てしなく現実逃避したい。ひょっとしたらXもそんな境遇だろうか。