チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ゲス極で始まりSiaで終わっていく私の鬱々とした2016年よ、ありがとうさようなら。

あれよあれよという間に大晦日を迎えてしまった。師走だけに時が過ぎるのが早過ぎる。どうせこのままぼんやりしている内に新年を迎えて、一月、二月と終わっていって、春が来て、また忌々しい夏が襲ってくるのだ。いまこの瞬間で時が止まって欲しい。夏が大嫌いだし、齢を重ねるのもウンザリだ。さて、これを書いている今は朝だが、これから今年最後の洗濯をしにコインランドリーに行かねばならない。今日も大掃除真っ最中の家庭も少なくないだろうし、混んでいるだろうか。Gカレンダーを振り返ると、昨年の大晦日もコインランドリーに行っている。混んでいたか思い出せない。洗濯を終えたらスーパーをハシゴして、今晩の食事を調達しに行かねばならない。今日はもう何も作らず、紅白でも見ていたいので、食費が嵩んでも惣菜で一揃えする。買い物が終わったら今年のオナニー収めをする。前立腺がんを予防する為にはオナニーは欠かせない、男子にとってマストな作業なのである。この作業を馬鹿にしてはいけない。国を挙げてオナニーを推奨すべきだと思うし、CMを作って啓蒙すべきだと思う。幸い私は童貞だからなのか、アラホーでも性欲の失せる兆しが見えず、愚息だけはアホみたいに元気印で良かった。ときに今年をざっくり振り返ると、早々にゲスの極み乙女の音楽を知るところから始まり、年の暮れには新たに神アーティストのSiaを知る事ができた、ガチで音楽に救われ続けた一年であった。三月頃に腰椎ヘルニアを悪化させ、坐骨神経痛に発展させてしまい、激痛で眠れない日々が続き、マジでこの世の終わりかと思ったが、数週間の通院でなんとなくそれも収まった。尤も、懐かしんでみたものの完治する類の病でも無いので、いつまた発症するか知れない時限爆弾を抱えていると思って鬱々と暮らしている。社会と隔絶された生活だから、当然の事ながら成長などあり得ず、充実感とは無縁の一年だったワケだが、来年は今年以上にしんどくなるのは必至だろう。だからこそ、この瞬間で時が止まって欲しい。ため息をつく度に正月が近づいていく。