チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ドカ雪をひっぺがして始まった工事を見てそこで働くおっさん達に抱いた慕情。

ほぼほぼ終日雪が降り続いている。今日も予報欄には夜まで雪マークが付いている。私のアパートの周辺も当然ドカ雪が堆積しているのだが、こんなシーズンに近所で何やら大掛かりな工事が始まるらしく、昨日から重機が入って一気に除雪し始めた。除雪というか、圧縮した氷の層をゴーイングマイウェイ的に引っぺがす感じである。こんな積雪真っ盛りのシーズンにどうしてもやらなければならないのだろうか。その辺のスケジュール感がド素人の私には全く分からないのだが、後にも色々と控えていて大変なのだろう。重機を操縦している人はもちろんだが、周辺で交通整理をしている人も氷点下の極寒で長時間立っているのだから、相当しんどいだろう事は容易に想像がつく。昔、私もその手の求人に応募し、面接に行った事があるのだが、経歴ブラックが災いして採用されなかった。豆腐メンタルの私にはとてもできそうな仕事では無いから、寧ろ良かったと思う。工事と言えば、周辺の地域では方々で新築物件の建設が続いている。この手の作業も季節なんてお構いなしの様だ。つい先日も、私が買い物に使うコース上に新しいマンションが建った。一瞥しただけで快適かつ堅牢そうな佇まいであり、当然だが私の住むボロアパートとは大違いだ。戸建てにしろマンションにしろ、新築の物件を見かけると、自分がそこで暮らす様子を妄想してしまう。そして、金はあるところにはあるのだなぁと深くため息をつくのであった。