チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

あれからもう六年が経ってしまったという事実に打ちひしがれないではいられないと思わないでもない。

昨夜からの降雪でまたアパート周辺の白さが復活している。気温が高めだから融けるまで時間がかからないだろうが、雪が残っている期間が長ければ長いほど私には都合が良い。今日は節目の日とも言える311だが、もうあれから六年が経つ事に驚かされる。何が驚くって私の状況が何一つ好転していないどころか、寧ろ悪化の一途を辿っている事だ。私は奇遇と言うべきか、311の少し前に社会から完全にドロップアウトし、タヒぬにタヒねずに暗澹と過ごしていたのだが、そんな時に311が起きたものだから、どんな巡り合わせだろうっと心底思った。要するに、私のドロップアウトと311はほぼほぼ同期していたのであり、311からの時間の経過はそっくりそのまま私の廃人歴と重なるワケである。尤も大変さでは被災者の足元にも及ばないが、正直なところ、私にはもう自力再建する目処も立たず、その意欲すら逸しているので、早くタヒんでしまいたい。今年の目標は文字通りの「終活」に据えているのだが、その第一弾としておよそ二週間後に汚部屋の本格的な大掃除が控えている。これを無事終える事ができれば、第二弾は最期を迎える場所の視察だ。これにはそこに行くまでの費用と気力体力を要するので、まだその時期を明確に定められないでいる。真夏と真冬は無理だから、その前後に設定する必要がある。何にせよ、大掃除から一歩一歩だ。こんな糞ったれな人生でも終えるのは難儀だよなぁ。