チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

ダーティー・コップ

アレックス・ブリューワー,ベンジャミン・ブリューワー監督作「ダーティー・コップ」("The Trust" : 2016)[DVD]

平凡な警官が職務中に一攫千金に繋がるネタを掴み、同僚と結託して犯罪に乗り出す様を描くクライム作品。

 

ラスベガス市警察の証拠管理部に勤務する警部補ジムは、張り合いの無い日々に辟易しながらも、父親と二人で暮らしている。ある日、ジムは警部ハリスから、押収したトラクターを義理の息子に贈る為に競売から外す様に命じられ、署のガレージに赴く。ジムはそこで、地元の麻薬ディーラーから押収したという車のエンジン内に、コカインが巧妙に隠されていたとの報告を受ける。ジムは調書に添付された保釈金受領証から、何者かがそのディーラーを20万ドルの現金払いで保釈した事を知り、支払い主と金の出処を訝る。

その夜、ジムは同じく仕事にやり甲斐を持てないでいる僚友の巡査部長デビッドを呼び出すと、保釈金の件について意見を求める。ジムは支払い主の大金持ちが街のどこかにおり、その事に気付いているのは自分達だけだと説くと、一緒に金の出処を探ろうと提案する。デビッドはそれに難色を示すが、ジムは一攫千金だと唆す。

デビッドはジムの命令に従ってディーラーの動向を密かに探り、そのディーラーがカジノの併設したホテルでウェイターとして働いている事を確認する。それを知ったジムは疑義を呈すが、デビッドはディーラーが保釈されて真面目に働いているのだと主張し、関わる事を拒む。

ジムはホテルにウェイターとして潜入すると、働きながらディーラーの行動を監視する。その最中、ジムはディーラーが密かにトラックに何かを積み込み、搬出するのを確認する。ジムはそのトラックを尾行して食料品店に辿り着くと、ホームレスに店内の写真を撮らせ、内部の様子を把握する。ジムは改めてデビッドを呼び出すと、トラックで店に運ばれた荷物は、その後一切外に出てこない事を伝える。写真を見たデビッドは、店内に設置された冷凍庫が厳重にロックされている様子を訝る。

翌日、デビッドは建築安全局を訪ね、捜査と称して店の情報を引き出す。その結果、店が最近になって、新しい冷凍庫を設置しており、その壁は厚さ90センチの鋼鉄で補強されている事が判明する。ジム達はそれが金庫であり、ディーラーが金か麻薬を運び込んで蓄えているのだという疑いを強める。ジムは金庫破りを企図し、盗み出す手段について模索を始める。

ジム達は金庫の真上の階の見取り図を元に、ダイニングルームに穴を開け、金庫の天井部分にアクセスする作戦を練る。ジムはドイツのメーカーにドリルを発注する費用一万ドルの工面についてデビッドと協議し、自らは自宅を担保に入れて借り入れる意向を示す。デビッドは同僚の警官に頼んで、不正に得た金を費用に充てる。一方、ジムは銃の売人を欺き、取引現場で殺害する事で、犯行用の銃を確保する。ジム達は準備を整え、決行の日を待つ。

食料品店が休業する日曜日。前のめりなジムと神経質なデビッドは、予め用意した車を店の裏に停めると、覆面姿で金庫の真上の部屋に侵入する。ジム達は住人の男とその場に居合わせた女を拘束する。デビッドが車に荷物を取りに戻っている間に、ジムは襲われたという理由で無計画に男を射殺する。二人は女をベッドの足に縛り付けると、男の死体を浴室に片付ける。

日が暮れた後、二人はダイニングルームの床に穴を開け、ドリルによる金庫の研削を開始する。休憩中、警備員が店の裏に様子見にやってくる。デビッドは応対に向かい、秘密捜査で容疑者の張り込みをしていると欺き、やり過ごす。その最中、女が拘束を解いて逃走を図る。ジムは女を射殺しようとするが、そこへデビッドが戻り、既のところで女を救う。

二人はドリルを何本も潰しながらも、長時間に及ぶ研削を続ける。やがて本体のベルトが断裂してドリルが使えなくなり、二人は諦めかける。しかし、残りがあと一センチ以下だと判ると、ジムは一計を案じ、弾丸の火薬を集めて即製の爆弾を作り、爆発で首尾よく穴を貫通させる。

デビッドは一階の店内に侵入して金庫のダイヤルを回し、ジムは穴から金庫内にスコープを通してダイヤルの僅かな動きをデビッドに伝える。二人は盗難防止装置を躱し、正しい三つの番号の組み合わせを見つけ、首尾よく解錠に成功する。二人は金庫内に整然と保管された無数の宝石を発見すると、上の階の片付けに着手する。バスルームに監禁された女は、デビッドに対し、息子が帰りを待っており、父親に電話させて欲しいと懇願する。デビッドは自らの掌に番号を書かせると、電話をかけて女に会話させる。

片付けの最中、二人は壁の中に隠された武器庫を偶然発見する。ジムは女にその武器が誰の物か問い質す。女は自らが麻薬の依存症であり、見知らぬ男と一緒にコカインをやっただけで、無関係だと訴える。デビッドは男がただの麻薬の売人とは思えないと説き、宝石を元通りにして逃げるべきだと主張する。ジムはアメリカン・ドリームと称して、収穫無しで逃げるのはもったいないと反駁する。デビッドはジムが最初から宝石がある事を知っていたのでは無いかと問い質す。ジムは偶然だと答えると、バハマ行きの航空券を二人分用意してある事を明かし、仕事が終わり次第、バハマで祝おうと提案する。デビッドはジムが自分に罪を押し付けるつもりでは無いかと疑う。ジムは二人が親友同士であり、金を均等に分け合う意向を示すが、デビッドはそれを咎め、金庫を再び開ける事を頑なに拒む。ジムは激昂し、デビッドに銃口を突きつけて脅す。デビッドは止む無く金庫を開け、ジムは宝石を回収する。

やがて夜が明ける。ジムは荷物を車に積み終え次第、女を始末する意向を示す。デビッドは車から部屋に戻ってきたジムの不意を突いて銃撃する。ジムは首に被弾して致命傷を負い、反撃するも、間もなく絶命する。デビッドはジムが手に握りしめた二枚の航空券を回収すると、宝石を全て元通りに戻し、悲嘆する。

デビッドは女を車に乗せて街を離れると、郊外の路上で女を降ろそうと企てる。間もなく、電気工事会社のバンが前方を塞ぐ。デビッドはそのバンに記された電話番号が、掌の番号と同じ事に気付くと、女に誰にかけたのか問い質す。その矢先に、デビッドはバンからの銃撃を受けて死ぬ。女は車を止めて行方をくらます。その後、デビッドの所持品やドリルが署の証拠保管所に収容される。

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