チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

エクスポーズ 暗闇の迷宮

デクラン・デイル監督作「エクスポーズ 暗闇の迷宮」("Daughter of God" : 2016)[DVD]

相棒を亡くした刑事が、同じ夜に神秘的な経験をした女の近辺で相次ぐ殺人事件を追う途上で、真実に迫っていく様を描くサイコ・ミステリー作品。

 

ニューヨーク。敬虔なキリスト教徒のイサベルは、イラクに派兵された夫ホセの帰国を心待ちにしながら、ホセの家族とハーレムの住宅で暮らしている。ある夜、イサベルは三年間の服役を終えて間もない義弟マヌエルと一緒にクラブに行く。クラブを出た後、イサベルは地下鉄駅の入り口までマヌエルに見送ってもらうと、構内で一人、列車を待つ。その際、イサベルはホセからもらった指輪を落とし、更にヒールを折ってしまう。その直後、ホームにスーツ姿の奇妙な男が現れる。男は宙を歩き、列車がやってくる方を覗き込むと、再びホームに戻る。イサベルはその様子を見て呆然と立ち尽くし、男が乗った列車をただ見送る。

早朝、ニューヨーク市警の刑事スコットは、相棒の刑事ジョーイが刺殺されたとの一報を受けると、直ちに地下鉄駅に駆け付け、状況を確認する。ジョーイの妻ジャニンは、激しく取り乱す。スコットは男やもめであり、フロリダの姉の元に預けた息子アンソニーと離れて暮らしている事から、警部ガルウェイは心労続きのスコットを気遣うと、同僚ラミレスと組んで捜査に当たる様に命じる。スコットはジョーイの情報屋ウォレスを訪ね、尋問するも、手掛かりを得られなかった事、ジョーイが現場に残したカメラの写真から、停職中のはずなのにハーレムで何かを調べていた事を報せる。

イサベルはホセの家族に、ホームで見た神秘的な出来事について話す。その後、勤務先の保育所でイサベルが世話をする少女エリサが、馬の人形が無くなったと訴えた事から、イサベルは早速、雑貨店で馬の人形を買い求める。その際、イサベルは店の前で白装束の天使と思しき存在と遭遇する。イサベルは保育所に戻ると、エリサに早速人形をプレゼントする。イサベルはエリサに元気が無い事から、家庭に問題があるのでは無いかと疑う。

ジョーイの葬儀の後も、事件の進展が見られない事から、スコットは写真に撮られていたハーレムのギャング、通称ブラックを連行し、聴取を行う。スコットはウォレスに尋問した事を明かし、ジョーイを憎んでいたのでは無いかと問い質す。程なく、ウォレスとその妻が射殺体で見つかる。ブラックは友人のナルドを通じて、ジョーイが札付きの悪党であり、かつてマヌエルをレイプして刑務所送りにした事を知る。一方、イサベルはスカイプでホセに神秘的な出来事について報せ、それが帰国のお告げだと期待する。

ガルウェイは、ジョーイが悪党だった事から、下手に掘り起こすと妻子の遺族年金が打ち切られる事を懸念し、スコットに捜査を慎重に行う様に命じると共に、ブラックがFBIの監視下にある事を明かし、殺人は無理だと説く。一方、ナルドはジョーイが殺された事をマヌエルに伝え、警告するが、マヌエルは無関係だと応える。

イサベルは街中で再び天使と遭遇する。間もなく、イサベルは街中で父親に引きずられて歩くエリサを目撃し、追いかけようとするが見失う。一方、スコットはラミレスと共にジャニンの元を訪ね、ジョーイの行状が明るみになり、遺族年金を打ち切られる可能性について伝える。ジャニンは警察の捜査に対する消極的な姿勢を非難すると、男やもめのスコットの面倒を見てきた事を論い、恩知らずだと詰る。

ホセは数日で帰国できる運びとなった事をイサベルに報せる。間もなくナルドが何者かに殺害され、更にホセの愛犬が散歩中に車に轢かれて死ぬ。それから程なく、ホセの戦死が家族に伝えられ、遺体が帰国する。イサベルは悲しみに打ちひしがれる。マヌエルは友人を通じてナルドが死に、ブラックが殺したと噂されている事を知る。スコットは写真に撮られた唯一の女イサベルが事件の鍵を握っているとの確信を強める。

イサベルは夕方になっても保育所に迎えが来ないエリサを、家まで送っていく。エリサは帰りたくないと訴えるが、イサベルは後ろ髪惹かれる思いでエリサを父親に引き渡す。その直後、イサベルにあり得ないはずの妊娠が判明する。イサベルは早速、ホセの家族に妊娠を報せると、神はホセが帰れないと知って、神秘的な経験をした夜に子供を授けてくれたのだと説く。家族はホセに対する裏切りだと非難する。イサベルは家族の信頼を失い、追い出される。一方、誕生日を迎えたスコットはジャニンから祝いを受ける。ジャニンは伴侶を亡くした者同士で慰め合う事を求め、スコットを誘惑する。スコットは抗しきれずにジャニンと肉体関係を持つ。ジャニンはジョーイには裏の顔があり、かつて不良青年をこらしめるつもりでレイプしたと伝えられた事を明かすと同時に、ジョーイの名を汚さぬ様にスコットに釘を刺す。スコットはアンソニーが送った手作りの誕生日カードを受け取ると、アンソニーに連絡し、同僚達に誕生日を祝ってもらったと嘘をつく。スコットは己の不甲斐なさに憤怒する。

ブラックはマヌエルが勤める精肉店を訪ね、レイプされた経験についてマヌエルに尋ねると、自分への疑いを晴らす為に、警察にジョーイとの因縁を話す様に強要する。マヌエルはそれを拒む。一方、イサベルは両親が暮らす自宅へ戻ると、レストランでアルバイトを始める。その最中、イサベルの前に天使が現れ、マヌエルと話す事を希望する。イサベルはハーレムでマヌエルを探し回るが、知人を通じてマヌエルが街を離れた事を知る。

スコットはガルウェイに、写真に撮られた男達が次々と殺され、マヌエルは行方をくらまし、イサベルだけが残っている事、イサベルを連行したら確実に殺される為にそれは敵わない事、誰もが恐れて口を割ろうとしない事を報せる。スコットはブラックを拘留する。一方、イサベルは街中で車に轢かれそうだったエリサを助ける。イサベルはエリサの首元に痣を見つけると、虐待によるものだと悟り、両親に内緒で自室にエリサを泊める。イサベルはエリサという名が好きで、幼い頃に友人からそう呼ばれていた事を明かす。

翌日、スコットはジャニンにイサベルの写真を見せ、ジョーイから何かを聞いていないか尋ねる。ジャニンは見知らぬ女だと答える。一方、イサベルはエリサを家に送り届けようとする。道中、エリサは帰るのを拒んで駄々をこねる。イサベルはそこで再び、天使と遭遇する。

ガルウェイはジョーイにレイプされたと証言する被害者が現れた事をスコットに伝えると、署が面倒を抱え込む前に捜査を中止する決定を下す。ブラックは首尾よく計画が運んだ事で釈放されると、マヌエルを人気の無い建物の屋上に呼び出し、殺そうと企てる。ブラックはマヌエルの腹部を銃撃し、深手を負わせるが、マヌエルは不意を突いてブラックを滅多刺しにして立ち去る。

スコットは事件当日にホームで発見された指輪に、イサベルの名が刻印されている事に気付く。一方、イサベルは自宅でエリサから、父に襲われたと訴えられる。その時、イサベルの封印された記憶が蘇る。事件の夜、イサベルは後をつけてきたジョーイに襲われ、その場でレイプされた。イサベルは直前にマヌエルから護身用に与えられていた包丁を、ジョーイの背中に突き刺し、ジョーイを線路に突き落として殺した。更に、イサベルは父から虐待を受けて育ち、それが原因となってエリサという幻覚が作り出されたのだった。イサベルは父親を包丁で刺し殺す。エリサに寄り添うイサベルの前に天使が現れる。程なく、母の通報を受けて、現場に駆け付けたスコットは、抜け殻の様に座り込み、宙を見つめるイサベルの姿を目の当たりにする。

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