チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

隣人Xのガス使用量が私の倍近い事が分かって驚きを禁じ得ない。

DW(ダークネス・ウィーク)が終わり、世間様は今日から会社勤めなどの日常に戻るのだろう。昨晩のニュースでは、リア充帰省客へのインタビューの模様が相次ぎ、彼らは皆一様に仕事への憂鬱さを口にしていたのだが、私からすればそれがどうしても贅沢な悩みに思えてしまう。それどころか怨嗟の念が沸々と込み上げてきて、彼奴らに対する殺意すら覚える。おっと、こんな物騒な事を書いてはいけない。連休期間は割と気楽に外を出歩く事ができるのが良かったが、これからはムショクのクズだの不審者だのと指を差されない様に人目を憚らざるを得ない。昨日は買い物ついでに久しぶりに書店に寄ったので、週刊誌のチラ見をしてきたのだが、週刊SPAに独身無職中年の絶望とかいう特集が載っていたので、ドンピシャな私としてはスルーするワケにはいかなかった。色んな事情を抱えて悲哀に満ちたおっさん達の暮らしぶりが紹介されていたが、特に汚部屋っぷりが私とほぼほぼ同じレベルで共感を覚えずにはいられなかった。こうして不遇を強いられるおっさん達も、世間様にとっては面白半分に消費される対象でしか無いのかもしれない。帰宅したらガスの検針票が届いており、前年同月より請求額が低い事が分かって嬉しかった。ゲス過ぎる私は、今回もまた隣人Xの郵便受けをチラ見して、検針票の請求額を確認したのだが、なんと私の倍近い量を使っているでは無いか。どんな生活をしたらそんなに使うんだろう。Xの素性がますます良く分からなくなった。