チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

これくらいの微妙な季節に着る服が足りない件を毎年毎年毎年悩み続けるのがいい加減馬鹿臭い。

先週は快晴が続いて割りと暖かかったのに、今週は曇天続きで、今日明日はいよいよ雨降りらしい。近所の桜はいつの間にか散ってしまって、もはや見る影も無い。じっとしていると肌寒いのに、歩き続けると汗ばむくらいの気温は、五月らしいと言えばその通りだが、毎年の事ながら着るものに困る。これくらいの微妙な気候に着回せる最適な服が少なすぎる。もう少し暖かくなれば多少は選択肢が増えるのだし、どうせ忌々しい夏を避ける事はできないのだから、この微妙過ぎる五月は早々に過ぎ去って欲しい。服と言えば、今夏は服飾アイテムの類に全く資金を捻出できないので、物欲の権化の私としては鬱憤の晴らしどころが無く、悶々としている。帽子かスニーカーくらいは買い足したい。青息吐息だ。それにしても、私の顔つきは年々アウトロー感が増していて、最近ではシャツ襟の服を着ると違和感を禁じ得なくなってきた。超絶ブサイク故に、昔からカチッとした格好が苦手だったし、とりわけスーツの似合わなさにかけては、他に例を見ない程だと自負している。昔なら何も考えずに着ていたカジュアルなシャツも、最近では着るのが躊躇われ、自ずと丸首のニットやカットソーを好んで着る様になった。というか他にしっくり来る服が無いからこれらが残ったのだ。これから先、スーツを着る機会なんてあるのだろうか。できればもう一生、袖を通したくも無いのだが。