チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ガメラ対宇宙怪獣バイラス

湯浅憲明監督作「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」(1968)[DVD]

地球の征服を目論む宇宙怪獣バイラスに対し、ガメラが拐われた子供達を救う為に死闘を繰り広げる様を描く特撮怪獣作品。

 

バイラス星人を乗せた宇宙船は長い旅の末に太陽系に到達し、生息に最適な環境を有する惑星、地球を見つけると、占領して植民地にしようと企図する。地球への攻撃開始直前、ガメラが飛来する。宇宙船は直ちにガメラを迎え撃つが、それも及ばず、船体は大破する。宇宙船は母星に第二号機の派遣を要請し、地球に恐ろしい生物ガメラが存在する事を報せた後、爆発する。

隊長の島田が率いる日米合同のボーイスカウト隊は、国際海洋研究所の所有する海岸沿いの土地を、所長のドビー博士の厚意で借り受け、野営地を設置する。天才的な機械弄りの才能を有し、且つ、いたずら好きな少年の正夫は、ジムと一緒に野営地を抜け出し、研究所に忍び込むと、海底調査用・小型潜水艇のバッテリーにいたずらを仕込む。その時、正夫の姉で指導員のマリ子から小型通信機で連絡が入り、正夫達は野営地に呼び戻される。

その後、ボーイスカウト隊は研究所に招かれ、訓練の為に先の潜水艇を紹介される。島田とドビーはまず試験運転に臨むが、正夫達のいたずらを機械の不具合と判断して、訓練の延期を決める。正夫はジムと共に運転を志願し、島田はそれを認める。正夫達は潜水艇で意気揚々と海底探検に繰り出す。一方、バイラス星人の宇宙船二号機は、地球近傍に到達すると、まずガメラを退治すべく、捜索を開始する。

正夫達は海底を泳ぐガメラと遭遇する。二人は写真を撮ったり、ガメラと並んで航行するなどして楽しんだ後、腹這いになったガメラの下に潜り込む。その時、ガメラを発見した宇宙船が、上空からスーパーキャッチ光線を発射し、海底のガメラ潜水艇ごとドームで覆う。身動きが取れなくなった正夫達はガメラに助けを求める。ガメラはドームに隙間を作り、潜水艇を逃がす。バイラス星人は、ガメラの弱点を探るべく、ガメラの記憶から過去を遡り、その生態、出現の経緯、バルゴンやギャオスとの闘争の模様を調査し、ガメラが人間の子供に対して強く好意を示す事を知る。

正夫達が研究所に帰還して間もなく、上空に宇宙船が飛来する。スーパーキャッチ光線の有効時間が切れた事で、解放されたガメラは、海を飛び出し、宇宙船の方へ向かう。島田は隊員達に研究所への避難を命じるが、正夫とジムはガメラを追って浜辺へ向かう。宇宙船はスーパーキャッチ光線で二人を船内に連れ去り、人質にすると、ガメラに脳波翻訳装置で語りかけ、二人を守りたければ命令に従う様に脅す。ガメラはそれに応じ、研究所から程近い場所に着陸する。島田達は正夫とジムを助け出す術を模索する。

正夫とジムは船内の一室で目を覚ますと、人間の姿をした不気味な乗員達が移動する様子を目の当たりにする。二人は乗員の後を追って船内を移動する。宇宙船はレーザーでガメラを攻撃して弱らせた後、脳波コントロール受信機を射出する。ガメラは為す術無く、頭部に受信機を付けられ、宇宙船から意のままに操られる様になる。

正夫とジムは船内を偵察する最中、空腹を訴えると、壁面から二人が希望したジュースやサンドイッチが現れる。正夫は船内がテレパシーで動くのだと悟ると、武器を所望する。その途端、警報が鳴り始め、五名の乗員が駆け付ける。乗員は船にセーフティ回路が備わっており、危険を及ぼすテレパシーは実現されない事を明かすと、二人に破壊活動を除く船内の自由を認める意向を示す。

正夫とジムは、乗員達をどうにかして倒す方法を模索しながら偵察を続ける内に、船内の一室で檻に閉じ込められた多脚生物を発見する。正夫はそれが自分達と同じ様に、何処かの星から拐われた宇宙怪獣だと推察し、助けて味方に付けようと企てるが、檻には鍵の類が無い事が判って訝る。正夫達は不意を突いて乗員の一人を襲撃する。乗員は引っこ抜けた腕を元に戻すと、正夫達の自由を禁じ、壁に磔にして拘束する。宇宙船はガメラに命じて奥武蔵ダムを破壊させると、次に東京を襲撃させる。

正夫は通信機でマリ子から連絡を受け、人質にされている事と、ガメラが敵の意のままに操られている事を伝える。ガメラは東京の街を火の海に変える。宇宙船は人質の命を盾にして、地球人に降伏命令を発する。研究所に設けられた対策本部に、正夫の父とジムの両親が駆け付け、自衛隊司令官に二人の救出を請う。司令官は、敵の要求を受け入れて全人類が降伏するか、二人を犠牲にして宇宙船を攻撃するか、二つの選択肢が国連本部の緊急理事会に諮られている事を明かし、その結論を待つ意向を示す。

程なく、正夫達は拘束を解く。その直後、対策本部は出力を上げる事で正夫達との通信に成功し、二つの選択肢を伝える。正夫達は進んで犠牲になる事を希望し、宇宙船への攻撃を要請する。そこへ国連本部から連絡が入り、人類の降伏の決定が伝えられる。島田は窮余の策として、小型潜水艇のバッテリーに施したいたずらの様に、宇宙船のコントロール装置のコイルを付け替える様に正夫達に促す。

乗員達はガメラに地球人の皆殺しを命じる。そこへ正夫達がやってきて、檻の中の怪獣が暴れていると嘘を付く。乗員達が慌てて対処に向かうと、正夫達はその隙に乗じてリモコン装置のコイルを入れ替える。次に正夫達は別室のスーパーキャッチ光線のコイルを入れ替え、光線を逆作動させる事で船外への脱出に成功する。乗員達はそれに気付くと、ガメラに二人を殺す様に命じる。ガメラは逆に宇宙船を攻撃する。乗員達は檻の前に逃げ込み、彼らがボスと呼ぶバイラス星人に助けを求める。ボスは母星の司令部に連絡し、ガメラを殺さない限りは地球の征服が不可能だと報せると、宇宙船の一部を分離して逃亡を企てる。ガメラはそれを阻止し、宇宙船は大破する。それに伴い、ガメラの頭部の受信機が破壊される。

ボスは最後の手段と称して、乗員達の命を貰い受ける決断を下す。彼らは捕虜にした人間の体を器にして、バイラス星人が寄生していた姿だったのである。ボスは五体の乗員と合体する事で巨大な宇宙怪獣バイラスと化す。ガメラとバイラスは陸と海を行き交いながら死闘を繰り広げる。バイラスは鋭く尖らせた頭部でガメラの腹部を貫く。ガメラはそのままジェット噴射でバイラスを成層圏まで連れ去り、凍結したバイラスを海に突き落とす。バイラスは木っ端微塵になって消滅する。浜辺の正夫とジムの元に隊員達が集まり、一同は空へ飛び去るガメラを手を振って見送る。

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