チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

ジェーン

ギャヴィン・オコナー監督作「ジェーン」("Jane Got a Gun" : 2016)[BD]

南北戦争直後の米国西部の荒野を舞台に、女が幼い娘と手負いの夫をギャングから守るために、元婚約者と協力して奮闘する様を描く西部劇アクション作品。

 

1864年、ミズーリ州ハンツヴィル。ジェーンは、必ず戻ると誓って南北戦争に出征した婚約者ダンが、三年経っても帰ってこない為に戦死したのだと悟る。ジェーンは娘のメアリーを連れて西部へ移住する事を決意し、町を牛耳るギャングのビショップが営む幌馬車への乗車を請う。ビショップの下で働くビルは、幌馬車に同行する最中、ジェーンに好意を抱き、求婚して足を洗う意向をビショップに伝える。ビショップはジェーンを自らが営む売春宿に送り込み、荒稼ぎする意向を示し、翻意を促すが、ビルはそれを拒む。1866年、戦争から生還したダンは、ジェーンの足取りを追って、ニューメキシコはラファエルの町に辿り着き、そこで紹介されたビショップにジェーンについて尋ねる。ビショップの手下ビックはビショップの意に反して、ビルの名を口走る。ビショップはかつて雇っていたビルが、ジェーンと一緒に行方をくらまし、一年経っても見つからない事、またビルがお尋ね者で2000ドルの賞金がかかっている事を明かすと、賞金を倍にし、手下を貸す事で、捜索に協力する意向を示す。ダンはそれを拒み、独りでジェーンを探し続ける。

1871年、ニューメキシコ準州。ジェーンは荒野に建てた一軒家で毛皮商を営むビル、ビルとの間に儲けた五歳の娘ケイティと三人で穏やかに暮らしていた。ある日、ビルは深手を負って戻り、ジェーンは直ちにビルの銃創を手当する。ビルはビショップとその手下達が追ってくる事を明かすと、動けない自分を置いて、ケイティと共に逃げる様に命じるが、ジェーンはそれを拒む。ジェーンはケイティを友人の家に預けると、馬を駆って、離れた場所で暮らすダンの元を訪ね、助けを請う。ジェーンに見捨てられた事を根に持つダンは、ビルを町に連れて行って、吊るし首にしてもらえば、ビショップは満足するはずだと説く。ジェーンはダンの説得を諦め、一番近い町ララバイに向かう。一方、ビショップはビルと関わり合いのある男を拷問し、ジェーン達の行方に関する情報を聞き出す。

ジェーンは町で大量の弾薬を買い求める。ジェーンは店から出た矢先に、ビショップの手下フィッチャムに捕まり、店の裏に連れ込まれる。かつてビルに首を撃たれた事を根に持つフィッチャムは、ジェーンが腰に所持するコルトがビルの物だと見抜くと、ビルが売春宿で仲間を四人殺した事を明かし、拳銃を突きつけて、家まで案内する様に命じる。そこにダンが猟銃を構えて駆け付ける。ジェーンはダンが注意を逸した隙に、フィッチャムを射殺する。二人は直ちに町を離れる。ジェーンはダンを連れて家に戻ると、ビショップ達を迎え撃つ準備を始める。一方、ビショップはフィッチャムが殺されたとの報せを受けると、直ちに十人以上の手下を動員し、手分けしてジェーン達の捜索を始める。

ダンは家の前の庭に穴を掘り、灯油を詰めた瓶、火薬、釘、ガラスなどを埋めて、罠を仕掛ける。ダンはジェーンが自分を戦死したとビルに偽っていた事に対する恨み節をぶつける。ジェーンは夫というものは何があっても返ってくるものだと説く。ダンは帰ってきたのにジェーンはおらず、方々を探し回った事を明かす。ジェーンは三年間待って戦死したと考えたのであり、手紙くらいくれるべきだったと非難する。ダンは逆にジェーンの乗り換えの速さを非難する。ジェーンは自分の話ばかりでなく、人の話にも耳を傾けるべきだと説く。

ダンが庭で作業する最中、ビルを探しているという一人の男が馬に乗ってやってくる。ダンはそこが自分の土地だと白を切るが、男がジェーンに気付くと、ダンは男を射殺し、馬を奪う。ジェーンはビショップの手下の数に不安を抱く。ダンは北軍に対する圧倒的少数の南軍の戦いぶりを例に挙げ、固い意思があれば人数は関係ないのだと説く。更にダンは、南軍の捕虜になり、過酷な収容所で仲間が大勢死んだものの、自らはジェーンを拠り所にして生き延びた事、戦争が終わって解放されると真っ先にジェーンを探したものの、ようやく見つけ出したジェーンが他の男の赤子を抱いているのを見て、希望が潰えた事を明かす。ダンはベッドの傍に据わってビルと初めて対面すると、拳銃を突きつけ、ずっと殺したかったと告げると共に、ジェーンを奪ったビルに皮肉を漏らす。

やがて日が暮れ、ジェーンとダンは家の前で敵の襲来に備える。ジェーンは夜が明け次第、ビルを馬車に乗せて家の裏の山へ逃げる意向を示す。ダンはジェーンに話をする様に促す。ジェーンは、ダンが戦死したと悟った後、夫を失った女達が集まり、山では銀が採れるというラファエルへビショップの幌馬車で行く事にしたものの、騙されてビショップの営む売春宿に連れ去られた事、ダンが出征した後に妊娠が分かってメアリーを産んだ事、ビックからメアリーを殺したと聞いたビルが、激昂の余り、売春宿からジェーンを助け出した事、それが転機となって結婚し、ケイティを儲けた事、後にダンを訪ねて事情を説明しようとしたものの、ダンは自分を憎んでいた為に敵わなかった事を明かし、かつてダンが愛した女はもういないのだと説く。ダンはジェーンの辿った境遇を知って涙する。

ジェーンはビショップが自分とビルを殺しに必ずやってくると説く。ダンはビショップへの殺意を新たにする。ジェーンはかつてダンと一緒に気球に乗った日を懐かしみ、二人の皮肉な運命を憂うと、何が起きてももう逃げないとの決意を示す。その時、庭の手前まで迫ってきていたビショップ達が一斉に銃撃を浴びせ、ダンは肩に被弾する。二人は家の中に退く。ビショップはビルを引き渡さなければ殺すと脅す。ジェーンはビルが腹部に被弾した事に気付く。ビルは自分を置いてダンと一緒に逃げる様に促すが、ジェーンはそれを拒む。ダンは敵が庭に侵入したのを見計らって、罠を爆発させ、一網打尽にする。ジェーンも猟銃で応戦する。二人はビルを床下の貯蔵庫に移動させるが、その矢先に敵は再び銃撃を再開し、二人もまた床下に逃げ込む。ビルは間もなく息絶える。

敵は屋内への侵入を企てる。二人はそれを阻むべく苦慮するが、その最中にジェーンも腹に被弾する。ビショップは家を焼き払うと通告する。ダンはケイティを連れて一緒にカリフォルニアへ行こうとジェーンを励ますと、馬を取りに外へ出るが、機先を制してビックが馬を逃す。ダンはビルの死体を持って立ち去る様に命じるが、ビックがそれに応じないと悟り、ビックを射殺する。そこへ背後からビショップが拳銃を構えて現れ、ダンに拳銃を捨てさせると、家の中へ導かせる。ジェーンは身を隠す。ビショップは床下のビルの死体を確認すると、ジェーンを呼ぶ。ジェーンはビショップの背後から拳銃を突きつけ、ビショップに拳銃を捨てさせると、メアリーを殺した恨みを露わにする。ビショップはそれがビックの冗談であり、メアリーが生きている事を明かす。ジェーンはメアリーの居場所を問い質すが、ビショップは引き換えに自分を助ける様に求める。ジェーンはビショップの体を拳銃で何度も撃ち抜き、メアリーがかつての売春宿にいると聞き出すと、直ちにビショップを射殺する。

夜が明けると、二人は売春宿を訪ねる。ジェーンはそこで洗濯をさせられているメアリーを見つけ、抱き締める。ジェーンはビル以外の死体を保安官事務所に提供し、賞金を持ち帰ると、ケイティとメアリーを連れて、ダンと一緒に馬車で新天地へと旅立つ。

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