チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

ガメラ対大悪獣ギロン

湯浅憲明監督作「ガメラ対大悪獣ギロン」(1969)[DVD]

少年二人が、地球に不時着した宇宙船に乗って辿り着いた未知の惑星で宇宙人に囚われの身となり、二人を救出すべく駆け付けたガメラと宇宙人の操作する怪獣ギロンの闘争の行方を描く特撮怪獣作品。

 

世界各地の天文台電波望遠鏡が、宇宙から規則的な電波信号を受信する。中央天文台の所長、志賀博士は、その信号の発信源が太陽系内かもしくはごく近い惑星にあると推定する。

宇宙の何処かに高度に発達した文明を有し、戦争や交通事故が無い平和な星があるはずだと考える小学生の明夫は、自宅で友人のトムと共に、星の観察を行っている最中、宇宙船が近所の森に降りる様子を目の当たりにする。翌日、明夫はトム、妹の友子と共に、森へ捜索に出かけ、空き地に停まっている宇宙船を発見する。明夫とトムは開いたままになっているハッチから船内へ侵入するが、友子は躊躇って外に留まる。明夫とトムは、船内に乗組員がいない事を知ると、操縦席に座り、操作盤を弄り始める。その内に宇宙船は起動し、明夫達は意図せず、友子を残して宇宙へと飛び立つ。間もなく、宇宙船は隕石群と遭遇する。そこへガメラが飛来し、隕石を退けて、宇宙船を危機から救う。宇宙船は次第に急加速を始め、見る見るうちにガメラを振り切る。一方、帰宅した友子は、母に明夫達が宇宙船に乗って飛び去った事を報せるが、母はそれが明夫達の悪巧みだと考えて真に受けず、友子は途方に暮れる。

明夫達を乗せた宇宙船は、未知の惑星の近未来的な基地の傍に不時着する。明夫達はその惑星の空気が地球と同じだと悟り、外に出る。その途端、地球に存在したものとは別種のギャオスが飛来し、基地を破壊し始める。間もなく、基地の傍を流れる川が逆流し、露わになった川底のハッチが開くと、中から頭部に巨大な刃を備えた怪獣が出現する。怪獣はギャオスの超音波光線を容易く弾き返す。ギャオスは空から攻撃を企てるが、怪獣はギャオスを刃で八つ裂きにして惨殺すると、再び地底に戻る。

明夫達は基地の中に侵入すると、動く廊下に乗って進み、コントロールセンターと思しき場所に辿り着く。そこへ瞬間移動装置に乗って二人の女、フローベラとバーベラが現れる。フローベラ達は翻訳装置を作動する事で、日本語で明夫達の呼びかけに応じると、二人を待っていた事を明かす。明夫達はその星が「テラ」と呼ばれ、太陽を挟んで地球と丁度反対側に位置する第十番目の惑星である事、フローベラ達が天然現象を人工的にコントロールしている事を知る。明夫はそこが予てから思い描いていた理想の惑星だと悟って歓喜する。その時、基地に再び新たなギャオスが襲来する。フローベラ達は番犬と称する先程の怪獣「ギロン」をコントロールし、ギャオスを迎え撃つ。明夫は高度に発達した惑星に怪獣が跋扈している理由を尋ねる。フローベラ達は一連の経緯について明かす。その星の住人は、全てを巨大な電子頭脳で自在にコントロールできる様な社会を築いたものの、ちょっとした狂いが恐ろしい天変地異を引き起こし、その果てにコントロールが効かない強力な怪獣まで作り出してしまった。彼らは宇宙に向かって助けを求めるメッセージを何度も送ったものの、どこからも返事が無かった為、窮余の策として生き残った者達が他に住める星を探しに行こうとしたものの、墜落して残るは二人だけになってしまった。そんな折に、フローベラ達は調査用の小型宇宙船が動いている事を知って呼び戻したのだという。フローベラ達は人が住めるのはその宇宙基地だけであり、そこもあと五時間で氷河に覆われてしまう事を明かすと、その前に宇宙船を調整して地球へ出発する意向を示すが、明夫とトムの会話から「ガメラ」の言葉を聞いて、その意味を計り兼ねる。

明夫とトムは休憩室で待機する様に促される。フローベラは明夫達を携行食料に用立てる意向を示すと、バーバラに宇宙船の調整を命じる。フローベラは明夫を催眠状態にすると、ガメラについて尋問する。明夫はガメラが子供の味方であり、困った時には必ず現れる事を明かす。フローベラは地球におけるガメラの活躍ぶりを明夫に語らせ、その生態を知る。フローベラは明夫とトムに睡眠薬入りの食事を摂らせて、眠っている内に脳細胞を生のまま食べる事で、地球の環境に適応する為の知識を獲得しようと企図する。

一方、友子は自宅を訪ねてきたトムの母の車に忍び込むと、トムと明夫が宇宙船に乗って飛び去った事を報せる。友子はトムの母と駐在所の近藤巡査を連れて、森の空き地に戻ると、宇宙船があった場所を指し示す。トムは宇宙人は存在しないと一蹴するが、近藤は友子の懸命な訴えに理解を示し、天文台に問い合わせる意向を示す。友子は明夫とトムの無事を祈る。

明夫とトムはフローベラ達に与えられたドーナツを食べた直後に昏睡する。フローベラ達は直ちに明夫の開頭手術に取り掛かる。その時、ガメラがテラに飛来する。フローベラ達は手術を中断してガメラの討伐に臨み、ミサイルを発射するが、ガメラはそれを回避する。フローベラ達は次にギロンを送り込む。ガメラギロンは闘争を開始する。ガメラギロンの刃を甲羅で跳ね返し、火炎放射で優勢に立つ。ギロンは頭部から放った手裏剣でガメラの頭部に深手を負わせる。ガメラは海中に沈んだ後、昏睡する。

間もなく意識を取り戻したトムは、拘束されている明夫を見て、フローベラ達を呼びに行く。フローベラ達はガメラギロンの闘争で宇宙船が故障した事を知り、修理に向かう。トムは二人の会話を盗み聞きして、彼女達が人食い種族だと知る。トムは明夫を叩き起こすと、彼女達が地球人を食べに行くつもりだと伝える。明夫とトムは基地から脱出を図る。

フローベラ達は宇宙船の修理中に、基地から出てきた明夫達に気付く。フローベラ達は二人を捕まえて基地に連れ戻し、檻の中に閉じ込めると、再び修理に戻る。一方、明夫の母とトムの母は、帰ってこない子供達を案じる。そこへ記者達が友子に話を聞きにやってきて、天文台の調べで宇宙船が飛び立った事が判明したのだと伝える。

トムは持参した玩具のピストルで、檻の穴から操作盤のスイッチを狙い撃ち、偶然にもギロンが地底から放たれる。ギロンは宇宙船に接近する。修理を丁度終えたフローベラ達は、そのまま地球へ向けて飛び立とうとするが、ギロンは宇宙船を一刀両断し、墜落させる。フローベラは怪我で動けなくなったバーベラを射殺し、宇宙船から脱出する。ギロンは闇雲に基地の破壊を始める。その振動が海底に伝わり、ガメラは意識を取り戻す。明夫とトムは基地の崩落から辛うじて逃れる。

ガメラは地上に舞い戻ると、ギロンに闘いを挑む。ギロンは手裏剣を放ってガメラの手足を封じる。ガメラは再び海底に退く。明夫達は操作盤で、基地に迫ったギロンを地底に落下させる。ギロンはハッチを破壊して地上へ飛び出すと、海底のガメラを襲撃する。ガメラはそれを躱すと、ギロンをジェット噴射で上空へ連れ去り、地上へ突き落とす。ギロンは頭部が地面に刺さって身動きが取れなくなる。明夫達はギロン目掛けてミサイルを発射する。ミサイルはギロンの刃で真っ二つになり、片方はフローベラの居合わせた建屋を直撃し、フローベラは爆死する。もう片方を掴み取ったガメラは、ギロンの手裏剣射出口にそれを投げ込むと、火炎放射を浴びせてギロンを爆殺する。

ガメラは火炎で宇宙船を溶接し、明夫とトムを乗せると、それを咥えてテラを飛び立つ。ガメラの帰還を知った友子、明夫とトムの母、天文台職員、記者達が待ち受ける中、ガメラは森の空き地に降り立つ。明夫とトムの母は信じてやらなかった事を互いに反省する。明夫とトムは心配をかけた事を詫びる。明夫は敬慕する志賀を見つけると、地球以上の理想の世界があると夢見ていたが、地球こそが最高の星であり、他所の星などに憧れず、この地球を平和にしていくしかないと考えるに至った事を明かす。明夫達はガメラが彼方の空へ飛び去るのを見送る。

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