チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

私も将棋を嗜む素養でもあればもう少しマシな人生を送れただろうになぁと帰宅部系のボヤキ。

昨日は藤井四段の28連勝の話題で持ち切りだったが、私は将棋について知らないし、そもそも興味が無いので、快挙と言われても何がどう凄いのかさっぱり分からない。とりあえず字幕でニュース速報を出すくらいの出来事だと認識するには至った。私は、スポーツがからっきし駄目なら、将棋の様な頭脳を用いる遊戯とも無縁で、何一つ取り柄がない。体育会系でも文化系でも無い、いわば万年帰宅部系で学生時代を過ごしてしまったが故の、現在の体たらくだと確信している。もし、私に将棋やチェスなどの頭脳戦に特化した遊戯に興じる嗜みがあれば、間違いなく人生は豊かなモノになっただろう。将棋とまでいかなくても、麻雀くらいは知っておくべきだった。友人の一人や二人は作れただろう。それにしても彼はまだ14歳らしい。雰囲気は最近流行りの塩系といったところだろうか。この段階でこれだけの卓抜ぶりなら、余程の事でも無い限り、将来は約束された様なものだろう。彼と比べるべくも無いが、私が14歳の頃と言えば、丁度アトピーの発症直後で、早くも人生に絶望して鬱々と過ごしていた。思えばあの頃と現在とでは、カラダが見窄らしく衰えただけで、精神年齢はほとんど変わっていない。まったくみっともないおっさんだ。見苦しく弁解すれば、アトピーを患った時点で人生は終了したに等しいのだ。アトピー患者で大成している人を私は寡聞にして知らない。それどころか普通の幸せを手に入れる事も難しいのでは無いかと、ニンゲン観察をしていて常々思う。アトピー患者の婚姻率、無職率、童貞率、自殺率、等々について、どこかの心ある学者が調査してくれないだろうか。