チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

衆人環視の中でお手々がプルプル震えずに済む様な鉄壁のメンタルに生まれたかった。

全く将棋の事が分からないくせにあーだこーだ言っても仕方ないのだが、世間が何かと喧しいので藤井四段のニュースをついつい見てしまう。昨日も連勝記録を30年ぶりに更新したとかで大騒ぎしていた。なんでもグッズが飛ぶように売れているとかで、完全に国民的なフィーバーの様相を呈している。将棋というものが休憩を挟んで何時間もかけて行われる競技だという事を、私は恥ずかしながら昨日初めて知った。その間中ずっとああして大勢の人間に凝視されながら、集中力を切らさずに一手一手指していくのはハンパ無い精神力を要する事だろう。私などは豆腐メンタルな上に視線恐怖症の嫌いがあるから、誰かに見られていると意識するだけで、頭の中が真っ白になり、脂汗がでてきて、手がプルプル震えてしまう。それ故、人に面と向かって接する如何なる作業もできないから大変困る。どうしてこうなってしまったのか分からないが、中学生時分には既にそんな兆候があったと記憶しているから、おそらくこれもアトピーと無関係では無いだろう。考えれば考えるほど、私のネガチブのルーツはアトピーにあると断ぜざるを得ない。アトピーと言えば、先日来、侵襲が続いている菊門アトピーがまだ収まらず痛痒い。ときに藤井四段は多感な時期かと思うが、悩みなど無いのだろうか。