チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

マリアンヌ

ロバート・ゼメキス監督作「マリアンヌ」("Allied" : 2016)[BD]

第二次世界大戦下、カナダ空軍将校がナチスの要人暗殺作戦を共にしたフランスのレジスタンスの女と恋に落ち、結婚して子供を儲けるも、女にスパイ容疑がかかり、潔白を証明する為に奔走する様を描くロマンティック・スリラー作品。

 

1942年、カナダ空軍のマックス・ヴァタン中佐は、ナチスドイツ占領化のフランス領モロッコの砂漠に降り立つ。ドイツ大使暗殺の任務を帯びたマックスは、迎えの車に乗り、武器と備品を受け取ると、カサブランカに向かう。数ヶ月ぶりの休暇でパリから戻ったフランス人実業家を装うマックスは、カサブランカの夜会で、ディエップのレジスタンス組織の中心的メンバーであり、本作戦の協力者となる妻役のマリアンヌと合流する。

マックスとマリアンヌは住宅街の一角で、努めて愛し合う本当の夫婦の様に振る舞いながら、10日後に公使館で行われるパーティに備える。マックスはマリアンヌに戦争後に何をする予定か尋ねられ、カナダのメディシン・ハット郊外に牧場を買って平穏に過ごす意向を示す。マリアンヌはVセクションの支援を得られなかった為に、パリ支局が壊滅に追いやられ、ひたすら走って逃げた事を明かす。

パーティの前日、マックスはマリアンヌと共に大使の連絡係の高官ホバーに面会し、首尾良くパーティへの招待を認められる。その夜、二人は命懸けの作戦を目前に控え、夜明けを観に砂漠へ出かける。二人はそこで初めて肉体関係を持つ。翌晩、二人は公使館のパーティに出席すると、計画通りに大使を暗殺した後、警備兵を退け、公使館からの離脱に成功する。車で逃走中、マックスはマリアンヌに妻になってロンドンで一緒に暮らすよう求める。三週間後、マリアンヌはVセクションの徹底的な調査の末に入国が認められる。程なく、マックスとマリアンヌは結婚し、マリアンヌは妊娠する。やがて、マリアンヌは夜中の空襲の最中に、病院の前で女児アナを無事出産する。

一年後、内勤に移ったマックスはハムステッドでマリアンヌ、アナと共に穏やかに暮らしていた。週末、マックスはVセクションに呼び出しを受け、本部ビルの地下の一室を訪ねる。そこで待ち受けていた直属の上官フランクの更に上官と称するVセクションの男は、マリアンヌがドイツのスパイだと明かすと、ハムステッドに隣接する地区から発信された、SOE(特殊作戦執行部)に関するベルリン向けの暗号通信を傍受した事をその理由に挙げる。マックスは俄に信じられず狼狽すると、マリアンヌと共に大使暗殺を遂行したのだと説く。男は独軍情報部将校の供述に基づき、マリアンヌが41年5月に捕らえられ、既に処刑されており、似た特徴の工作員が成り済ましてカサブランカ入りした事、二人が暗殺した大使は反体制派でヒトラーが殺害を命じていた事、また、傍受した通信が全てマックスのデスクを通ったものだった事を明かす。男はマリアンヌを72時間泳がせ、連絡係の正体を突き止めて始末するブルーダイ検査を実行する意向を示すと、その段取りを指示すると共に、マリアンヌがスパイだと証明されたら、マックスの手で処刑するよう命じ、共犯となれば大逆罪で死刑に処すと説く。マックスはスパイ容疑が間違いだと証明する決意を示す。フランクはマックスに普段と同じ様に振る舞い、勝手な行動はしない様に命じ、帰宅を促す。その夜、マックスは自宅で指定の時刻に電話を受けると、指示通りに偽情報を重要な連絡事項の様に装ってメモし、そのまま眠りに就く。

翌日、マックスはマリアンヌが提案したパーティに備えて、基地で酒を仕入れに行くと称して、かつてマリアンヌがディエップから脱出させた、知己のサングスター大佐が暮らす療養所を訪ねる。マックスはサングスターにマリアンヌの写真を見せる事で本人確認を行おうとするが、サングスターが両目を失明している事を知って断念する。サングスターはマックスが自分を作戦に送ったからだと責め立てるが、レジスタンスの工作員ドラマールがまだディエップで活動している事を明かす。次にマックスは基地を訪ねると、ディエップへレジスタンスの支援に向かう青年士官ハンターに、機密情報と称してマリアンヌの写真を収めた資料を託し、ドラマールに確認させる様に命じる。パブでマックスと落ち合ったマリアンヌは、マックスの様子がおかしい事を指摘し、浮気を懸念する。

その夜、二人は自宅に大勢の客人を招いてパーティを開く。僚友ジョージはマックスに課せられた作戦が、VセクションによるDデイに向けた試練では無いかと推察する。フランクはマックスを屋外へ連れ出すと、命令に背いて勝手に動いた事を咎め、ハンターがそのせいで墜落死した事を明かす。マックスは自らに課せられた作戦が策略か或いは試練なのかと問い質す。マリアンヌはマックスが何かを隠していると察知するが、マックスは口を噤む。マックスはマリアンヌが話し込んでいる相手を訝しむ。マリアンヌはそれが宝石商であり、ブローチを売りつけられたのだと説く。その後、パーティは空襲でお開きになる。フランクは月曜になれば全てが明らかになると説き、策略では無いと断言するが、マックスはそれに疑義を呈す。

休暇の最終日に当たる日曜日、マリアンヌはマックスに戦争を忘れてアナと三人で幸せに過ごしたいと希望する。マックスはそれに応じるが、夜になると、マリアンヌとアナを残して基地に向かい、自らディエップの支援を交替し、単身ドラマールに会いに行く。マックスはディエップでレジスタンスのメンバーと合流すると、酔いどれのドラマールが勾留されているという地元警察に侵入する。マックスは極秘事項と称して、ドラマールにマリアンヌの写真を見せて、本人確認を求めるが、ドラマールは泥酔しきって目視が当てにならない為に苦慮する。ドラマールはマリアンヌがピアノの腕前に長け、かつてドイツ兵が集まるカフェで「ラ・マルセイエーズ」を弾いた逸話を語る。

早朝、帰還したマックスは、マリアンヌをカフェに連れ出すと、店内のピアノで「ラ・マルセイエーズ」を弾くよう命じる。マリアンヌはピアノを弾かず、成り済ましだと認めると、ここなら平気だと思っていたのに、アナを殺すと脅された為に、ナチスの連絡係にメモの内容を送った事を打ち明け、泣いて詫びる。マックスは自分への愛が本物なのか問い質す。マリアンヌはカサブランカからずっと変わらず愛していると答える。マックスは間もなくVセクションに事実が知られ、マリアンヌが殺される事を危惧し、二人で逃げる事を提案する。

マックスは、子守役を担いながら、実はアナを人質に取っていたエージェントの女と、宝石商を装っていたエージェントの男を殺すと、土砂降りの雨の中、車にマリアンヌとアナを乗せて基地に侵入し、駐機場へと急ぐ。マックスはマリアンヌとアナを車内で待たせ、飛行機のエンジンをかけようと苦慮する。そこへフランクが部下を連れて車で駆け付け、車体をプロペラにぶつけて逃亡を阻止する。マックスはマリアンヌが脅されていただけであり、連絡係を殺した事で義務を果たしたと訴え、理解を求める。フランクはスパイを援助した廉で大逆罪に問う意向を示すと、逮捕を逃れたければ為すべき事を為すよう命じる。マリアンヌは車内にアナを残して車を降り、マックスの傍へ歩み寄ると、「愛してる、娘をおねがい」と告げ、マックスの目の前で拳銃自殺を図る。フランクはマックスが自らの手でマリアンヌを処刑したという事で収集を図る。

マリアンヌは前夜、自らの運命を悟り、遺書を残していた。その中でマリアンヌは、結婚生活がいかに幸せだったかを述懐すると共に、マックスに許しを請い、メディシン・ハットでアナと平和な人生を送る様に望んでいた。戦後、マックスはアナとメディシン・ハットの牧場で平穏に暮らす。

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