チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

最後の騎士王を観て思ったけどもうこれ以上トランスフォーマーシリーズ続けるの無理じゃない?

昨日はトランスフォーマーの新作の公開日だったので、朝一番にシネコンで観てきた。前作はIMAX3Dで観たので、今回も同じ様にIMAX3Dで観る予定だったが、悩んだ末に直前になって翻意し、2D版で観る事にした。結果として、それは正解だった。正味の話、完全に駄作だったからである。脚本にせよ演出にせよ全てが冗長過ぎて、二時間半の尺はスカスカで見どころらしい見どころも無かった。一晩経ったら内容をほぼほぼ忘れてしまうレベルだ。一番不快だったのが、IMAXフィルムで撮影しているせいか、通常のスクリーンだと画面のサイズがころころ切り替わる事で、それが最後まで気になって仕方なく、唯でさえ冗長な内容なのに没入どころでは無かった。更に言えば、クインテッサとかいう今回のラスボスのデザインのダサさはどうだろう。そうでなくとも誰だよお前感がハンパ無いのに、オプティマスはなんであんなのにマインドコントロールされるんだ?何かしら狙いがあるんだろうと思ったら、終盤にあっけなく正気に戻って拍子抜けした。前作に引き続き、渡辺謙がサムライ型ロボットの声を当てているのは良かったが、見せ場らしい見せ場も無く残念だった。マイケル・ベイは今作をもってシリーズから離れるらしいが、10年くらい寝かすなりリブートするなりして仕切り直さないと、誰が監督を担うにしてもこれ以上続けるのは難しいと思う。それなのに続編やる気満々の終わり方だったから、おそらくまた三~四年後くらいに新作が公開されるのだろう。結局、シャイア・ラブーフミーガン・フォックスの二人がワーキャー駆けずり回ってる初期の頃が良かったな。