チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ

レベッカ・ミラー監督作「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」("Maggie's Plan" : 2015)[DVD]

恋に不器用な女が、知人から提供された精子で出産を企てた矢先に既婚男と恋に落ち、念願の結婚出産を果たすも、男の元妻や子供達を交えた生活に苦慮する様を描くコメディ・ドラマ作品。

 

ニューヨークの大学で美術科の学生向けの営業開発を担当するマギーは、仕事こそ順調なものの、不器用な性格ゆえに恋愛関係が半年と続かない事に気を揉んでいた。マギーは一日も早く母親になる事を切望しながらも、このまま自分に相応しい相手が見つからないのでは無いかと憂慮し、数学科卒で優秀だった同級生で、現在はピクルス屋を営む起業家ガイに精子を提供してもらい、それを使って自らの手で受精しようと企てる。マギーは学生時代の元カレで、現在では親友として交友関係を続けるトニーにそれを相談した上で、ガイの元を訪ねる。マギーは出産後の父親としての関与は無しと約束した上で、自らの計画をガイに了承してもらう。

程なく、マギーは給料の小切手が大学の手違いで二通届いた事を事務局に伝えに行き、そこで小切手が届かない事を問い合わせに来た、ポストモダン人類学者ジョンと知り合う。その後、マギーは大学の同僚でトニーの妻のフェリシアから、ジョンが新進気鋭の学者でありながら非常勤講師の為、大学側も専任にしたいと考えているものの、妻ジョーゼットがコロンビア大学の教授で鬼嫁である事がネックになっていると聞く。

後日、マギーは公園でジョンと再会する。ジョンはジョーゼットが終身雇用されており、自らは小説を書いている事を明かすと、仕事優先のジョーゼットに代わって二人の子供の面倒や家事を一手に担っている事への不満を吐露する。マギーは精子提供による妊娠計画を打ち明ける。ジョンはそれに賛意を示す。ジョンは自らの小説を呼んで欲しいと請い、マギーは快諾する。日を改めて、マギーはジョンと会い、小説の感想を伝える。ジョンはマギーの好意的な評価を甚く歓ぶ。マギーは又借りしている自らの家にジョンを招く。ジョンはマギーの事を知りたがる。それを受けてマギーは、両親が離婚した後に生まれた自分を母が一人で育てた事、16歳の時に母と死別して父の元に移り住んだ事など、自らの複雑な生い立ちについて語る。その後もジョンは小説の続きを書く度にマギーに読ませ、マギーはその感想を伝える事で、二人は親交を深めていく。その過程でマギーは、ジョーゼットが自己中心的でジョンに対する関心が薄く、夫婦関係が破綻している事を知る。

マギーはいよいよ計画を実行に移す日を迎える。マギーはガイから精液を受け取ると、その夜、早速膣への注入を試みる。その最中、突然ジョンが訪ねてくる。マギーは慌てて立ち上がった際に、股から精液を垂れ流してしまう。ジョンは家の鍵を失くしたものの妻子が不在で帰れない事を明かすと、マギーに対する愛を打ち明けると同時にジョーゼットと別れる事を希望する。ジョンはマギーに自分の子を産むよう懇願して体を求める。マギーはそれを受け入れ、二人はセックスする。

やがて、マギーは女児リリーを儲ける。ジョンはジョーゼットと離婚してマギーの家に移り住み、デンマークスクールに通う二人の子供ジャスティンとポールは、マギーの家とジョーゼットの家を週毎に行き交う様になる。三年が経過し、マギーは育児と仕事で多忙な日々を送る。ジャスティンとポールはマギーに懐く。ジョンは家事育児をマギー任せにして小説の執筆を続ける一方、ジョーゼットの相談に乗る為に頻繁に連絡を取り合う。マギーはそれに振り回される事への不満を漏らす。ある時、マギーはリリーを連れて街に出かけ、ガイと遭遇すると、当初の計画を中止して結婚・出産した事を報せる。

マギーはジョンにとって自分が都合の良い女に過ぎず、ジョンを作家にする為にサポートしてきたものの、小説はいつになっても完成する兆しが見えない事への不満を募らせ、ジョンに対する愛が冷めたのを悟る。マギーはトニーに相談し、自らが愛の続かない体質なのだと嘆く。その後、マギーはフェリシアと共に、ジョーゼットの新著の朗読会に訪れる。ジョーゼットは夫に裏切られた苦しみの一切を綴った事を聴衆に語る。マギーはジョーゼットと初の対面を果たす。ジョーゼットは子供達の面倒を見てくれている事への謝意を示すと、ジョンを交えて改めて会う事を提案する。マギーはジョーゼットが聞いていたのとは違って魅力的な人物だと感じ、ジョンとジョーゼットが復縁すれば丸く収まるのでは無いかと考え始める。

後日、マギーは子供達を送るついでにジョーゼットの家を訪ねる。マギーはジョンとジョーゼットが一日に何度も連絡を取り合っている事から、二人にまだ愛があるのでは無いかと指摘すると、自らとジョンの関係が危うい事を明かし、ジョンとの復縁を提案する。ジョーゼットはマギーが不倫して家族を壊した上に、その罪悪感から逃れようとして復縁で事を収めようと企てている事に憤慨する。マギーはジョーゼットがジョンを蔑ろに扱っていたせいだと反論するが、ジョーゼットはマギーを追い返す。マギーは再びトニーに相談する。トニーはマギーが正しい事をしようとしていつも失敗している事から、丸く収めようとせずに普通に別れれば良いと諭す。その夜、マギーは愛を確かめる為に、ジョンに二人きりで冒険しようと提案する。ジョンはマギーを中華街の賭場に連れていく。羽目をはずした二人はホテルに宿泊し、セックスする。翌朝、マギーは自らが乳母では無いと説く。ジョンはそれがマギーの望んだ役割であり、自らの仕事は本の完成だと答える。マギーは自らに対する愛を問うが、ジョンは同じ事をマギーに問い返す。

程なく、大学にジョーゼットがマギーを訪ねてやってくる。ジョーゼットはマギーの計画に賛同し、近くケベックで催される文化人類学の学会にジョンを招待する意向を示す。ジョンは研究発表の依頼を受け、ケベックへと出発する。ジョンは滞在先のラウンジでジョーゼットを見つける。ジョーゼットは偶然を装って応対し、マギーと会って意気投合した事を明かす。その後、大雪で帰りの飛行機が飛べず、ジョンはホテルで足止めを食らう。ジョーゼットは結婚生活をなおざりにした自らの非を詫び、もっと思いやりを持ちたいと願望を吐露する。ジョンは小説を書く自分にマギーが惚れているものの、自分は小説家に向いてないと悟った事を明かす。ジョンはジョーゼットを求める。ジョーゼットはマギーと交わした計画を打ち明けそうになるのを堪え、成り行きでジョンとセックスする。

ジョンはマギーの家に戻ると、ジョーゼットといる内に昔の感情が蘇り、セックスした事を打ち明ける。マギーはそもそもジョンとは浮気で終わらせるべきだったのだと涙ながらに悔やむ。ジョンは出会った頃に自信を失くしてどん底にあった自分を、マギーが救い出してくれたのだと諭すと、どうすべきか尋ねる。マギーはジョンにジョーゼットの元に戻るよう促す。ジョンは子供達が順応するまで家を出る事を決めると、トニーとフェリシアが住む家を訪ね、マギーと別れた事を報せる。トニーは口を滑らせ、マギーがジョーゼットと交わした計画に言及してしまう。ジョンは嵌められたと知ると、マギーの家に押しかけ、非難する。マギーはジョンがまだジョーゼットを愛していると思ったからであり、別れるなら早い方がリリーの為にも良いと反論する。ジョンは家庭を第一に考えてきたと主張する。マギーは自分に正直になるようジョンに促す。ジョンはマギーに望みを問い質す。マギーは正直に生きたいだけであり、愛の無い結婚生活は嫌だと答える。ジョンは激昂し、荷物を纏めて出ていく。

マギーはジョーゼットにそれを報せる。ジョーゼットは無邪気で損得の無いマギーに好感を抱き、ジョンとの復縁は端から無理だったのだと説く。その後、マギーとジョーゼットは互いの子供達と一緒に共同生活を始める。ジョーゼットは学会で受け取っていたジョンの小説のコピーを燃やす。マギーは今後誰にもお節介を焼かず、何事も受け身になって静観する決意を示す。ジョーゼットはマギーにジョンと会わぬよう促す。後日、ジョーゼットはジョンにコピーの燃えカスを返却すると、マギーの計画に乗ったのはジョンを愛していたからだと打ち明け、計画の犠牲者のままでいるつもりなのかジョンに問う。ジョンは犠牲者ではなく、自分のせいだと答える。ジョーゼットはジョンの原稿を高く評価しながらも、小説では無く学術誌として出版すべき本だと説く。ジョンはジョーゼットが誰より自分を理解していると思い知る。二人はキスをする。

その後、マギーはジョンと適度な距離を置いて交友関係を維持する。ある日、マギーはジョン、ジョーゼット、トニー、フェリシア、子供達と一緒にスケートリンクに遊びに行く。トニーはリリーが数字を好んで話す様を見て、本当にジョンの子なのかとマギーに尋ねる。その時、マギーはリンクにやってきたガイの姿を見つける。

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