チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

安室奈美恵とほぼほぼ同年代の私は人生という檜舞台から一刻も早く引退したいのだが。

朝晩肌寒くなり、早々と冬用の厚手の布団を出したら、案の定、睡魔の誘惑に苛まれる様になった。今朝は布団ミノムシでテレビを眺めていたら、二時間近く二度寝で爆睡してしまった。廃人化は留まるところを知らない。そんな中でも隣人Xの部屋からは延々とゲームのプレイ音が漏れ聞こえてくる。彼奴はいったいいつ寝ているんだろう。それどころか調理する音もシャワーを浴びる音も一切聞こえてこないのが不可解過ぎる。たまに大量のゴミをガサガサ集めて一気に出す様子を間接的に目撃している。推して知るべしといったところか。まあ他人の事なんてどうでも良い。問題は偏に退っ引きならない私の廃人ぶりだ。涼しくなったから汚部屋の掃除を再開したいのだが、整理する為のスペースも捨てる為のリソースも乏しい為に、只々途方に暮れている。致命的に掃除や整頓のスキルに欠ける私には無理ゲー過ぎる。それなのに物欲の権化で見境なく物を買い足してしまう間抜けっぷりだ。ときに昨夜は安室奈美恵の引退が速報テロップで流れて、その後もニュースで大々的に報じられるほどの扱われっぷりだった。ほぼほぼ同年代の私にとって感慨が無いとは言わないが、とりたてて彼女の楽曲を聴いてこなかったのも事実で、ああさいですかとすんなり受け入れてしまった。私もこの人生という舞台から一日も早く引退したい。