チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

ハードコア

イリヤ・ナイシュラー監督作「ハードコア」("Hardcore Henry" : 2015)[BD]

サイボーグ兵士に改造された男が、自らを付け狙う組織から妻を救い出すべく、協力者と共に死闘を繰り広げる様を描くPOV型SFアクション作品。

 

全身サイボーグのヘンリーはラボの培養液に浸かりながら、少年時代にいじめられた挙句、大人の男に弱虫と詰られる情景を脳裏に描いている途中で、そこに現れた女の手によって覚醒させられる。女はヘンリーが一時的に話せない状態にある事を伝えると、動転するヘンリーを安心させ、センサーによるスキャンを行った後、喪失した左腕と左脚に新しいパーツを接合する。女はヘンリーが記憶を失っており、自らが妻エステルである事を明かすと、結婚指輪を手渡し、隣の部屋に誘う。二人の研究員がヘンリーの声の設定を始めかけた矢先に、エイカン率いるロシア人の武装グループが急襲する。エイカンは研究員にヘンリーが運び込まれた時の状況を教えてやるよう命じ、研究員はヘンリーが腕と脚を撃たれて失い、更に頭部も酷く損傷していた事を明かす。エイカンは念動力を操り、研究員を惨殺する。エステルは咄嗟に大音響を鳴らす事でエイカン達の不意を突き、ヘンリーを連れてラボから逃走する。エステルはエイカンが死者を生き返らせて軍隊を作るつもりでいる事を明かす。ヘンリー達は死体が並ぶ冷凍庫を抜け、非常用脱出ポッドに乗って、ロシアの都市上空を飛行する施設から地上へと急降下する。

ポッドは高速道路に不時着する。そこへエイカンの側近ユーリが率いる傭兵集団が駆け付け、エステルを捕らえると、ヘンリーにテーザーを放って高架下へ突き落とす。ヘンリーは追ってきた傭兵達の激しい銃撃に曝され、窮地に陥る。そこへ武装した男が現れ、傭兵達を撃退すると、自らが味方であり、ヘンリーの出現を三年待っていた事を明かし、ヘンリーを車に乗せる。ヘンリーはその男ジミーに促されるまま、胸のジャックに装置のプラグを差し込んで充電する。ジミーはそれで20~30分程度生き長らえられる事を明かし、研究室へ連れて行く意向を示す。そこへエイカンに買収された警察が現れ、ジミーは射殺され、車は衝突する。ヘンリーはジミーのバッグを持って車から飛び出し、地下道に逃げ込む。

ジミーは追手を退け、地上へ戻ると、バスに乗る。そこにジミーがホームレス然とした風貌で現れ、ヘンリーの左手首から発信機をペンチで引き抜く。ジミーは間もなくヘンリーの部品が停止する見込みを示すと、エイカンの右腕で、警察や武器、不動産などを任されているスリックの家に侵入して殺害し、心臓の下に埋め込まれたチャージポンプを取り出して持ってくるよう命じ、地図を表示した携帯を手渡す。その矢先に火炎放射器を持った男がバスを襲撃し、ジミーは焼死する。ヘンリーは男を退け、スリックの家に向かう。

ヘンリーはスリックのアパートに到着すると、外壁を登って内部に忍び込み、無数の警備兵を退け、スリックの部屋に押し入る。スリックはヘンリーの不意を突いて逃走を図る。ヘンリーはスリックを追って、屋上からロープで地上へ飛び降り、街中に逃げ込んだスリックを取り押さえる。その時、スリックの頭部が敵の狙撃で吹き飛ばされる。ヘンリーは相次ぐ銃撃を躱しつつ、スリックの体内からチャージポンプを引き抜き、逃走する。

ヘンリーはジミーの指示に従い、ストリップクラブの奥のVIPルームを訪ねる。ドラッグをキメて乱交を楽しんでいた新たなジミーは、ヘンリーとの再会を歓ぶ。その時、ヘンリーはバッテリーの消耗で倒れる。ジミーはチャージポンプで充電しようとするが、ジミーもまたクスリで酩酊して倒れる。そこへ更に別の紳士風のジミーが現れ、ヘンリーを充電すると、自らの研究室へ案内し、状況を説明する意向を示す。ところが、紳士風のジミーは敵の襲来を察知するや逃走し、その途端にジャンキーのジミーが再び目を覚ます。ヘンリーはジミーと共に銃で武装し、敵を迎え撃つ。激しい銃撃戦の最中、二人の女オルガとカーチャがジミーに加勢する。ヘンリーはクラブ内の一室でエイカンと遭遇する。エイカンはエステルがトラックの中にいる事を明かすと、念動力でヘンリーを通風口を通じて駐車場へ突き飛ばし、遅れてやってきたジャンキーのジミーを殺す。そこへ新たにヒッピー風のジミーが現れ、倒した傭兵からエステルの行き先を聞き出す。ヘンリーとジミーは二人の女と共にバイクでトラックを追いかける。

ヘンリーは機関銃でトラックの後続を護る車列を撃破した後、トラックに飛び移り、内部へ突入すると、乗員を殺して囚われのエステルを救出する。その矢先にエイカンがトラックを襲撃して、ユーリと共に乗り込んでくる。エイカンはエステルを捕らえると、ヘンリーの頭部をバットで破壊し、走行中のトラックからヘンリーを叩き出す。傭兵達は森の中に穴を掘ってヘンリーを埋めようとする。そこへヒッピーのジミーが駆け付け、傭兵達を撃退すると、ヘンリーの頭部を修理し、再起動する。ジミーはヘンリーを研究室へ導こうとするが、その矢先に敵の戦車の砲撃で死ぬ。ヘンリーは砲撃を躱し、戦車に飛び乗ると、乗員を皆殺しにする。更にそこへヘリが飛来し、傭兵部隊が降り立つ。ヘンリーはそれをも皆殺しにし、ロープを伝ってヘリに上がろうとするが、ユーリにロープを切り落とされ、落下する。

ヘンリーはジミーから指示を受けた場所を訪ね、カモフラ姿の新たなジミーと落ち合う。ジミーは森に囲まれ、廃墟と化したアパートのセーフハウス内に設えた研究室にヘンリーを招く。ジミーはかつて自らがエイカンの出資の下、研究者としてサイボーグ兵士の開発に従事していた時のアーカイブ映像を見せる。その中でエイカンは相次ぐ不具合に痺れを切らしてジミーの背骨を折る。そこへ半身不随となり、車椅子生活を送るジミーの本体が現れる。ジミーは死者の蘇生が禁止された事でロシアに来る決心をし、エイカンの下で研究を続けていたものの、大きな代償を払った事で兵士の開発を止め、サイバー人間の培養で成功した事を明かすと、その場で紳士風ジミーのアバターを操縦してみせる。これまで現れたジミーは全てアバターだったのである。

ジミーはヘンリーをシステムに接続して全身の状況を分析する。その結果、ヘンリーはサイボーグ比率が高く、また原子力電池を内臓し、強大な能力を有している事が明らかとなる。ジミーは複数の異なるアバターを使い分ける事で、不自由な体でありながら現実世界を謳歌している事を明かす。その直後、システムはヘンリーがエイカンにリアルタイム映像を送信している事を明らかにする。ジミーはヘンリーを裏切り者だと詰り、拘束する。ヘンリーはそれを否定し、拘束を解くと、ジミーのアバター達に反抗する。その時、傭兵部隊のアパートへの接近を告げる警報が鳴り始める。ジミーは研究室を奪われ、不自由な体に留まり続ける事を厭い、自らを殺すようヘンリーに請うが、ヘンリーはそれを拒む。ジミーはヘンリーに奮起させられ、エステルを助ける為に共に戦う事を決意する。ヘンリーはジミーが備えていた大量の銃火器武装し、敵を迎え撃つ。ジミーはロッカー、カモフラ、大佐のアバターを駆使して戦う。ヘンリーと大佐アバターはユーリ率いる部隊を全滅させると、ジミー本体を運び出し、敵の車両を奪って市街地へ向かう。

ヘンリー達はエイカンのビルへ乗り込む。二人はサイボーグ部隊の激しい攻撃に苦慮しながらも、エレベーターに乗り込む。ヘンリーはジミー本体が首に致命傷を受けている事に気付く。ジミーはヘンリーの出現により、エイカンに報復する絶好の機会だと考え、途中でヘンリーにメモリー遮断装置が搭載されている事に気付きながらも、ヘンリーが記憶を取り戻してしまうのを恐れてそのままにしておいた事を恥じる。ジミーは改心し、ヘンリーとの友情に意義を見出した事を明かすと、ヘンリーが過去の記憶を少しずつ取り戻していく見込みを示し、それこそが本当のヘンリーなのだと告げて息絶える。

間もなく、ヘンリーはエイカンの部屋に到着する。エイカンは、サイボーグ兵士の全てにヘンリーと全く同じ、エステルに関する記憶が植え付けられている事を示唆すると、サイボーグ兵士をけしかけて逃走する。ヘンリーはサイボーグ兵士との格闘を制し、チャージポンプを奪ってフル充電を図ると、エイカンを追って屋上へ向かう。ヘンリーはそこに待ち受けていたサイボーグ部隊との闘いを強いられる。ヘンリーは警備室を爆破し、その際に見つけた救急箱のアドレナリンを両脚に注入すると、更に力を増大させ、部隊を全滅させるが、エイカンの念動力に屈する。そこへエステルが駆け付け、ヘンリーはエステルがエイカンの妻であり、偽の記憶を植え付けられていた事を知る。エイカンは、ヘンリーがサイボーグ開発に係る一つの歴史が終わるのを手伝っただけだと説き、ヘンリーを棄て去る。その時、ヘンリーは培養液での覚醒の時に脳裏に浮かんだ光景の続きを目にする。ヘンリーは記憶の中の実父の叱咤によって奮起し、再び立ち上がると、エイカンを捕らえ、その右手を裂く。エイカンは強大な念動力を発動し、ヘンリーを退けようとするが、ヘンリーはそれに抗い、自らの眼球を繋ぐケーブルでエイカンの頭部を切断して抹殺する。ヘンリーはヘリに逃げ込んだエステルを追い詰めると、想定外の事態に当惑するエステルの銃撃を左手で弾き返す。跳弾を受けたエステルはヘリの扉から転落しかけ、ヘンリーに助けを求める。ヘンリーはシャッターを降ろしてエステルを突き落とす。

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