チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ヒゲノミクス計画二週間を迎え顎髭に満足したので、口髭を生やすフェーズ2に移行する。

まだ多少冷え込むとは言っても暖房を付けるには早すぎるので、ヒートテックTにフリースを羽織り、更に布団を人熱コタツにして包まっているのだが、この程度でもヌックヌクになってすぐに睡魔に襲われてしまう。今朝もそんな調子でのんべんだらりとしていたら、小一時間ほど惰眠を貪ってしまった。全く睡魔の野郎には敵わない。眠気に苛まれると決まって勃起するのが腹立たしい。意味もなく熱り立った愚息を、力の限り握り締めて鎮めようとしても虚しいだけだ。性欲と共に愚息も消え去って欲しい。それはさておき、昨日はせっかくの土曜日だったが、一昨日の疲労で外出する気にもなれずに完ヒキした。ヒゲノミクス計画開始から二週間を迎え、伸びるに任せていた顎髭もそれなりに黒々と生え揃ったところであり、部屋にいると暇さえあれば鏡で顎髭の様子を確認している。最初は珍妙に思えた顎髭もようやく目が慣れてアリな感じがしてきた。尤も他人からは不気味に思われても仕方ないだろう。次は計画をフェーズ2に進めて、いよいよ口髭伸ばしに着手する。とりあえずもう二週間、余程の不都合でもない限り、このまま剃らずに放置して、口髭も顎髭も生え揃った状態の自分の不細工ヅラを拝んでみたい。ときに先日、新たに発見された足利尊氏肖像画をニュースで見て、その髭の生え方というか顔に占める髭の面積が私とほとんど同じだったので、ある種の親近感を覚えた。当面はこの尊氏公のビジュアルを目標にして、ヒゲノミクス計画を推進していきたい。