チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

断ち切れぬ容姿コンプは加齢に伴って和らぐどころか強化の一途を辿っていく。

今日は氷点下を脱して朝から霙が降っている。雪降りでも傘を差す派の私は、この秋に傘を新調して本当に良かったと思っている。アラホー人生で最も高価な傘を購入し、その性能や使い勝手には概ね満足しているのだが、和テイストな緑色を選んだのはやや後悔している。スーツを着こなすイケメソなら似合いそうなカラーで、カジュアルな格好がデフォな廃人ムショクに相応しいと思えない。無難に黒色を選ぶべきだった。購入時に、スーツ姿のイケメソが使用している画像を見て、緑色で冒険してやろうなどと愚かな決断を下してしまった。無思慮にも程がある。とまれ、購入してしまったのだし、大事に扱ってやる事で私の方がこの傘に相応しい男になれるよう努めよう。ときに、今月始めにZOZOのタイムセールで購入したニットを何度か着用したが、こちらは甚く気に入っている。手持ちの服の中で、私の不細工なビジュアルを一番中和してくれる服で、なけなしの予算を投入した甲斐があった。しかし、この程度で物欲が満たされる事はなく、冬用の服に対する渇望感がハンパない。限られた予算で最大限に物欲を満たし、同時に後悔しないで済む手段を常に模索している。容姿コンプは加齢に伴って和らいでくると考えていたが、どうやら逆に強化されていく様だ。タヒぬまでこんな調子なのかも知れない。