チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜

ドン・マンシーニ監督作「チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜」("Cult of Chucky" : 2017)[BD]

チャッキーに殺人の罪を被せられた女が、収容先の精神科病院に現れた複数体のチャッキーに付け狙われる様を描くスーパーナチュラル・サイコ・スラッシャー作品。シリーズ7作目。

 

惨劇から四年後。少年時代のチャッキー事件が付き纏い、人里離れた家で一人寂しく暮らすアンディは、チャッキーの襲撃に備えて無数の銃火器を所持する。アンディはティファニーから送りつけられたチャッキーを撃退した後、その首を保管し続け、釘を打ち付けたり、バーナーで焼くなどして痛めつけて楽しむ。一方、ニカは家族5人を殺害した罪に問われるも、統合失調症による心神喪失が認められ、ロックムア精神科病院に収容された後、主治医フォーリーの下で電気ショック療法などの苦痛を伴う治療を受け続ける。当初チャッキーによる犯行を主張していたニカが、より自省的に事件を振り返る様になると、フォーリーはニカの精神状態を評価し、より警備態勢が軽く、自由度の高いハロゲート精神科病院へ転院させる。

ハロゲートに転院したニカは、気さくな麻薬患者マイケルと意気投合し、セックスする。間もなく、ニカはフォーリーの指導の下、マイケル、死人を自称する老婆アンジェラ、放火犯クレア、赤子殺しのマデリンらのグループセラピーに加わる。クレアは惨殺犯のニカを恐れ、殺害の動機を問い質す。ニカは姉に病的に嫉妬する余り、姪のアリスを奪おうとしたのだと答える。アンジェラはチャッキーから電話があり、見舞いに来るとの伝言を頼まれた事を明かす。ニカは妄言と捉えて一笑に付す。フォーリーは入手してきたチャッキーを名乗るグッドガイ人形を持ち出すと、皆にそれについて話し合うよう促す。マデリンはそれを受け取ると、肌身離さず我が子の様に愛おしむ。クレアはそれを非難する。

翌日、マイケルは自らをマークと自称する。マデリンはマイケルが多重人格者だと明かす。間もなく、アリスの後見人を自称するジェニファー・テイリーにそっくりな女ヴァレンタインがニカとの面会にやってくる。ヴァレンタインはアリスが死んだ事を明かし、その死因について心が壊れたからでは無いかと推察する。ヴァレンタインはアリスの形見と称してチャッキーを名乗る別のグッドガイ人形をニカに預けると、アリスのセラピーに使っていたものでニカの助けになるはずだと説き、立ち去る。ニカはそれを酷く恐れて放り捨てる。フォーリーは人形をオフィスに持ち込む。その夜、アリスのチャッキーは始動するや、ナースのカルロスのデスクからメスを持ち出すと、ニカの病室に向かう。チャッキーはニカが車椅子のホイールのスポークで手首を裂いて自殺を図ったのを見つける。

翌朝、目覚めたニカは、腕の傷が乱雑に縫合され、床の滴り落ちた血溜まりに「慌てるな」と記されているのを見つける。その直後、アンジェラが病室のベッドで同じ様に腕を割かれて死んでおり、血溜まりには「チャッキーがやった」と記されているのが見つかる。クレアはニカの仕業だと主張する。ニカはヴァレンタインがチャールズ・リー・レイの恋人ティファニーだと悟り、チャッキーによる殺害だと反論する。フォーリーはただの人形だと諭すが、ニカはその証明を求める。フォーリーはグループの前で、アリスの人形の手にライターの火をかざし、手が融けても人形が微動だにしない事を確認する。

ニカはチャッキーがマデリンの人形の方に乗り移った可能性を疑うと、マデリンから人形を奪い取ろうと画策する。ニカは介護担当ナースのアシュリーの注意を逸し、散歩に出かけたマデリンをマイケルに追わせる。一方、クレアはフォーリーのオフィスからアリスの人形を持ち出し、ダストシュートに投げ込もうとした途端、人形に腕を噛まれる。そこへフォーリーがやってくると、クレアは人形が本当に生きていると訴えるが、自分で噛んだのだと誤解され、カルロスに処置室へ連行される。

マデリンは病棟の前のアンジェラの墓穴の前に立つ。人形は病棟からマデリンの様子を窺うニカを挑発する。マデリンは人形の指示を受け、穴に人形を投げ捨てる。そこにマイケルがやってくると、マデリンはマイケルを背後から穴に突き落とす。人形は自らマデリンの元へ戻る。マイケルは間もなく駆けつけたナース達に救出されると、ニカに大して不敵な笑みを浮かべる。一方、処置室で拘束されたクレアは、フォーリーに麻酔薬を投与される。フォーリーが去ると、アリスの人形は圧縮酸素のボトルを吹き飛ばして、部屋の天窓を突き破る。クレアは落下したガラスの破片で首を切断されて死ぬ。ニカはそれを最初に発見する。

アンディはかつてフォーリーの元にチャッキーの首を持ち込み、痛めつけてみせる事でそれが生きている事を証明し、ニカの無実を晴らそうと企てた事があり、今でもニカの身を案じていた。そんな折、アンディはハロゲートで二人が死亡し、チャッキーの関与が疑われている旨の報道を知る。アンディは保管していたもう一体のグッドガイ人形を持ち出すと、車でハロゲートに向かう。

ニカはフォーリーに対し、殺害が二体のチャッキーによる仕業であり、自分は殺人鬼などでは無いと訴える。フォーリーは真相を探る為に催眠術を提案する。ニカはそれに応じる。フォーリーは薬品の投与とライトの明滅によりニカに催眠をかけると、誘導尋問により犯行を裏付ける証言を引き出し、ニカに口づけする。その時、背後に忍び寄ったアリスの人形がフォーリーを瓶で殴って気絶させる。人形はニカに瓶の破片を手渡すと、フォーリーを殺して仲間になるよう唆す。

翌日、ニカはチャッキーに襲われる悪夢を見て目を覚ます。セラピーにニカ、マイケル、マデリンが集まり、フォーリーの訪れを待つ。マイケルは新たな人格のチャールズを自称する。ニカはマデリンに人形を抱かせて欲しいと申し出るが、マデリンはそれに応じず、病室に人形を寝かしつけに行く。ニカが追おうとすると、遅刻してやってきたフォーリーは、ニカに殴られた事を非難し、症状が再発した事を黙っているかどうかはニカ次第だと釘を刺す。マデリンは人形に乳を与え始める。一方、ハロゲートに向かう途中のアンディはティファニーから連絡を受け、仲間に加わるよう促される。

マデリンは人形に枕を押し当て、窒息させる。そこにフォーリーが駆けつけ、死んだ赤子に何をしたのか思い出し、人形に向かって謝るよう命じる。マデリンはそれに従い、人形に許しを請うと、泣き止まない事に堪えかねて殺したのだと打ち明ける。ニカは人形が死んだふりをしていると訴えるが、マデリンはもう生き返らないと答え、人形を抱き締める。フォーリーは人形が罪悪感の象徴だと諭し、マデリンから奪い取ると、マイケルとマデリンを参列させて墓地に人形を埋葬する。ニカはその様子を眺めながら、必ず戻ってくるはずだと呟く。

その夜、ハロゲートに到着したアンディは警備員が立ち入りを許さない為に殴り飛ばして、院内に勾留される。病棟から墓の見張りを続けるニカは、土中から人形が出てくる様を目の当たりにするが、その矢先にアリスの人形に不意を突かれて注射で昏睡させられる。一方、フォーリー宛にアンディが送ったグッドガイ人形が届く。フォーリーはそれをオフィスに置いたまま回診に向かう。

墓を出た人形はマデリンの部屋に忍び込むと、死を望むマデリンの口に手を突っ込み、舌を引き抜く。間もなく、見回りに来たアシュリーは、人形の腕が突っ込まれた状態で死んでいるマデリンを発見する。アシュリーは堪えきれずに病院を去る。フォーリーはマデリンの人形の処分をマルコスに任せる。マルコスは人形をダストシュートに放り込む。

オフィスに戻ったフォーリーは、拘束衣を着たニカと対面する。ニカは殺害がチャッキーの仕業だと主張するが、フォーリーはマデリンは自殺したのだと反駁し、ニカをロックムアへ送り返す意向を示すと、ニカの足に予め用意していた真紅の靴を履かせる。ニカは全てをばらしてやると脅すが、フォーリーはニカの言う事には誰も耳を貸さないと答える。その時、背後に忍び寄ったアリスの人形がフォーリーを瓶で殴り飛ばす。アリスの人形は再びフォーリーを殺すよう促すが、ニカはそれを拒む。そこにやってきたマデリンの人形は、アンディへの用心を促すと、アンディが送った人形にブードゥーの呪文をかけ、命を吹き込む。そこに駆け付けたカルロスは、三体の人形にメス、瓶、ドリルで惨殺される。アリスの人形はアンディの人形にアンディ殺しを、マデリンの人形に見張りを命じる。一方、病院の前に車でやってきたヴァレンタインは、警備員の背後から忍び寄り、首を裂いて殺す。

アリスの人形は死よりも恐ろしいものがあると説くと、ブードゥーの呪文を唱える。ニカはチャッキーに憑依された事で歩ける様になり、目を覚ましたフォーリーの顔を真紅の靴で蹴り潰すと、チャールズを自称する多重人格者マルコムの元へ向かう。マルコムはアシュリーの死体の前で自分が殺したと主張する。ニカはそれを否定する。マルコムは有名人に憧れていた事を認めて悲嘆する。マルコムはマデリンの人形にドリルで頭を貫かれて殺される。ニカと人形は高笑いする。一方、アンディの人形は、アンディが収容されている部屋に忍び込み、アンディの脚にメスを投げつける。アンディは人形を取り押さえると、腹を破って予め忍ばせておいた拳銃を取り出し、銃撃を浴びせ、頭を蹴り潰して止めを刺す。そこにニカが現れ、扉をロックして立ち去る。

院内には緊急事態を報せるアラームが鳴り始める。マデリンの人形はマルコムとアシュリーの遺体の傍で活動を停止する。病院を出たニカはティファニーと合流し、口づけを交わす。ニカ、ヴァレンタイン、後部座席のティファニーの人形は高笑いしながら、病院から走り去る。一方、アンディの家にやってきたカイル(二作目に登場)は、アンディの使いと称して「遊びましょ」と告げ、ペンチでチャッキーに襲いかかる。チャッキーは悲鳴を上げる。

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