チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ビバリーヒルズ・コップ

マーティン・ブレスト監督作「ビバリーヒルズ・コップ」("Beverly Hills Cop" : 1984)[BD]

デトロイト市警の刑事が親友を殺した犯人の証拠を掴むべく、単身カリフォルニア州の町ビバリーヒルズに乗り込み、麻薬密輸組織の捜査に奮闘する様を描くアクション・コメディ作品。

 

ミシガン州デトロイト市警のアクセル・フォーリー刑事は、腕が立つ一方で問題行動が多い事から、署内では一際浮いた存在だった。ある時、フォーリーはがさ入れで押収したトラック一杯のタバコを用いて、犯罪グループのおとり捜査に独断で臨むが、取引相手の小悪党と揉めている内に警察官に現場を発見される。小悪党はフォーリーをトラックに乗せたまま、町を爆走し、追走するパトカーをも巻き込んで大騒動を起こす。間もなく、小悪党は逮捕されるものの、署に戻ったフォーリーは同僚らの笑い者にされ、上司のトッド警部から大目玉を食らう。トッドは二度とおとり捜査をしないよう釘を差し、フォーリーに帰宅を命じる。

その夜、フォーリーはアパートに訪ねてきた悪友マイキーと二年ぶりに再会する。マイキーは減刑を受けて半年前に出所した後、カリフォルニアにいた事を明かすと、そこで盗んできたという一万マルク分の無記名債権を見せる。フォーリーはマイキーと飲みに出かける。マイキーは共通の幼友達で、ビバリーヒルズの画廊の雇われ経営者を務めているジェニーに、ガードマンの仕事を世話してもらった事を明かす。二人は昔話に花を咲かせた後、再びアパートに戻るが、部屋の前で債権を取り返しに来たザックらの待ち伏せに遭い、フォーリーは気絶させられる。マイキーは債権の件を弁解するが、ザックらは債権を奪い返すと、マイキーを射殺して立ち去る。頭部の軽傷で済んだフォーリーは、トッドに事件捜査への参加を願い出るが、トッドは当事者のフォーリーが冷静に捜査できないと判断し、却下する。フォーリーは休暇を申請する。トッドは事件に首を突っ込めばクビにすると警告し、それを認める。

フォーリーはボロい愛車のシボレーでビバリーヒルズに向かう。ホテルに着いたフォーリーは、言葉巧みにスイートルームをシングル料金でチェックインすると、その足でジェニーの画廊を訪ねる。ジェニーはフォーリーとの久しぶりの再会を喜ぶ。フォーリーはマイキーが殺された事を伝え、仕事の件を尋ねる。ジェニーはオーナーのメイトランドに頼んで、画廊の倉庫で働く仕事をマイキーに紹介した事を明かす。フォーリーはメイトランドの会社に押し入ると、マイキーの件について問い質す。メイトランドはそれに答えず、フォーリーは建物から放り出された上、駆け付けた警官に拳銃所持と治安妨害の罪で逮捕される。

フォーリーはビバリーヒルズ署に連行され、タガート巡査部長とローズウッドの尋問を受ける。タガートはフォーリーの訴えに聞く耳を持たず、悪態をついたフォーリーに手を上げる。規律を重んじる警部補ボゴミルはそれを咎める。フォーリーは休暇で来ており、手洗いを借りに入っただけだと主張する。ボゴミルはトッドと連絡を取って、フォーリーの人となりを知り、事件に関われば即刻クビと伝えられた事を明かす。フォーリーはあくまで休暇だと主張し、ジェニーの保釈願によって釈放される。ジェニーはメイトランドが恩人であり、トップクラスの画商だと説き、フォーリーを非難する。ジェニーの車でホテルに向かう途中、フォーリーは警察の尾行に気付く。フォーリーはホテルに着くや、ホテル前に止めた車内で張り込むタガートとローズウッドにルームサービスを届けさせ、注意を逸している隙に、排気口にバナナを詰めて足止めする。

フォーリーはジェニーと共に、マイキーが働いていた倉庫に侵入し、庫内を物色する内に大量のコーヒー粉末を見つける。間もなく、そこへ二人組の男が荷箱を持ち込むと、開封して債権を取り出した後、再び封をして持ち帰る。フォーリー達は二人のバンを尾行する。一方、タガート達はボゴミルに失態を叱責される。フォーリー達はバンを追って保税倉庫に辿り着く。フォーリーはジェニーを先に帰らせ、単身倉庫の中へ忍び込む。フォーリーは視察官を装って管理者を呼び出すと、職員達に航空貨物証書と積荷目録を徹底的に調べさせる。

フォーリーはホテルに戻ると、減給処分を受けて尚も張り込みを続けるタガート達に協力を求める。フォーリーは和解する為に、タガート達をストリップバーへ連れて行く。フォーリーは季節外れのコート姿の不審な男二人組の来店に気付くと、タガート達に的確な指示を下し、強盗の為にショットガンで武装したその二人を首尾よく制圧する。署に戻ると、フォーリーはボゴミルに対し、タガート達が自分を尾行して入った店で不審者二人に気付き、制圧したのだと嘘をつき、手柄を譲ろうとするが、タガートはボゴミルに促され、真実を話す。ボゴミルはフォーリーに謝意を示すと、タガート達をフォーリーの尾行から外し、フォスターとマケイブにその代わりを命じる。

翌朝、フォーリーはメイトランド邸の前で張り込みを始める。そこへフォスター達が追ってくる。間もなく、邸内からメイトランドが乗ったベンツが出て行く。フォーリーはフォスター達の車を撒いてメイトランドを尾行し、会員制クラブに辿り着く。フォーリーは朝食会に押し入ると、立ちはだかるザックを容易く投げ飛ばし、メイトランドにマイキー殺しの証拠を掴む決意を示す。メイトランドは自分を見くびると死ぬと警告し、フォーリーを追い出させる。フォーリーは再び署に連行される。

ボゴミルはメイトランドに付き纏う理由をフォーリーに問い質す。フォーリーはマイキー殺しの証拠集めをしている事を明かすと、メイトランドが画商でありながらドイツ債権と麻薬の密輸を行っている事、倉庫にいる仲間が検査前の荷箱からそれらを抜いて戻している事、倉庫に麻薬犬除けのコーヒー粉末がある事を伝える。ボゴミルは理解を示しながらも、麻薬が出ない限り、捜査令状は取れないと説く。そこへ署長ハバードが現れ、フォーリーに関する不手際についてボゴミルを厳しく叱責する。それを受け、ボゴミルはローズウッドにフォーリーを市の境界まで送るよう命じ、戻れば起訴されて厳重処分が下るとフォーリーに釘を刺す。一方、メイトランドはジェニーの画廊を訪ね、フォーリーについて問い質す。ジェニーはフォーリーが幼友達であり、すぐに帰ったとしらを切る。

フォーリーはローズウッドに、保税倉庫の送り状によれば次の入荷が今日だと説き、二人で事件を解決して鼻を明かそうと唆す。二人は倉庫の鍵を借りる為、画廊にジェニーを訪ねる。ジェニーはメイトランドが来た事を伝えると、自らも倉庫へ同行する意向を示す。フォーリーはローズウッドを車で待機させ、ジェニーを連れて倉庫に侵入する。フォーリーは税関検査が済んでいない荷箱に敷き詰められたコーヒー粉末の中から、大量のコカインを発見するが、その矢先に待ち伏せていたメイトランドの手下に拘束される。間もなく、到着したメイトランドは、手下にフォーリーの始末を任せ、ジェニーを連れて立ち去る。ローズウッドはメイトランドが去ったのを確認すると、倉庫に忍び込み、フォーリーの窮地を救う。二人は手下を撃退すると、メイトランドを追って邸宅に辿り着く。そこへタガートが駆け付ける。フォーリーは事情を伝えると、令状を待たずに踏み込む意向を示す。タガートはやむを得ずそれに従い、三人は敷地に侵入する。メイトランドはそれを確認すると、手下に三人の始末を命じる。

手下達は機銃掃射でフォーリー達を迎え撃つ。フォーリーはタガート達の援護を受け、邸内に突入する。一方、ボゴミルは銃声の通報を受け、メイトランド邸に応援を向かわせる。フォーリーはショットガンで武装したザックを撃退するが、その矢先に肩にメイトランドの銃撃を受ける。間もなく、警察隊が駆け付け、手下らの排除を始める。メイトランドはフォーリーに追い詰められ、ジェニーを盾にする。そこにボゴミルが現れ、ジェニーはメイトランドが怯んだ隙に逃げ出す。フォーリーとボゴミルはメイトランドに銃撃を浴びせ、蜂の巣にして殺す。

邸宅の制圧後、ハバードがやってくる。ボゴミルは、倉庫で偶然コカインを見つけたジェニーが、麻薬を追って町にやってきたフォーリーにそれを知らせ、その話を聞いたローズウッドが一緒に倉庫に侵入して80キロのコカインを見つけ、ローズウッドの要請で自らが応援隊を派遣し、一番乗りのタガートがローズウッドと共に邸内に踏み込み、フォーリーはそれを見ていただけであり、主犯とその他数名の射殺は正当防衛だと、偽って報告する。ハバードはそれが嘘だと悟りながらも了承する。フォーリーはボゴミルにトッドへの釈明を請い、ボゴミルは快諾する。その後、手当を受けてホテルをチェックアウトしたフォーリーを、タガートとローズウッドが見届けに来る。フォーリーはデトロイトへ帰る前に二人を飲みに誘う。

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