チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

カー娘の「そだねー」を聞いて「だよねー♪」を想起する私の四半世紀ゼロ成長ぶり。

昨日も寒さの割には雪が全く降らなかった。私は完ヒキに徹しようと決めていたので一歩も外に出なかった。NHKは大半の時間をオリンピックに割いているので、興味がなくても垂れ流しにしていると否が応でも目に入ってくる。昨日も金メダルを獲ったとかで何やら喧しかった。ときに、カーリング女子は道内出身で、日頃からその動向をニュースで見聞きしているから、準決勝進出と知ってほんのり嬉しかったし、ここまで来たらメダルを獲って欲しいとは思う。そのカーリング女子の言動が巷で俄に人気を博しているそうで、「そだねー」という合いの手がトレンド入りしているのを私も確認した。これは北海道弁らしいのだが、当地へ越してきてこの方ン年の私はリアルで一度も「そだねー」を耳にしたことがない。私は人間と会話する機会が皆無に等しいから当然である。「そだねー」が北海道弁だという事実を今回の件で初めて知ったくらいだ。最後に人間とまともな会話をしたのがいつか思い出せない。と言うか、そもそも対人恐怖ゆえにまともだと呼べる会話がこれまでに成立していたのかさえ怪しい。会話をしないと脳が文字通り腐っていくのを実感する。昔、「だよね」というラップ調の歌が流行って、その後に幾つかのローカル版が派生したのだが、北海道版は「だべさ」だったらしい。今なら「そだね」の方がしっくり来るだろう。件の歌のリリースから四半世紀ほど経つのに、つい口ずさんでしまう事がある。私がその間に何一つ成長していない証左である。