チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

近隣に暮らす成功者達が挙ってBBQに興じている様を見せつけられるのはツラい。

早くも一年の三分の一が終わろうとしている。今日は平年より10度近く気温が高くて、まるで初夏の様だ。これだけ暖かい日が続いていながら、まだコバエが出現していないのは嬉しい。最近、汚部屋の端々で小さなクモを見かけるのだが、ひょっとしたらコバエの幼虫を餌食にしているかもしれないと考えて、目障りであってもスルーしている。実際に何を糧にして生きているのかは知らないが、クモの多くはいわゆる益虫とも言われるし、放っておいたところであからさまに危害を及ぼしそうでも無いから、虫即斬の理を適用しないでおく。しかし、どこからともなく侵入してくるダンゴムシはキモいし、床を這うのが邪魔だから、見つけ次第、掃除機で虫即斬を実行する。掃除機の紙パックの中にダンゴムシが溜まっていくのを想像すると寒気がする。ときに昨日は程々に天気が良かったせいか、最寄りのスーパーに行く途中の民家で、マイルドヤンキー風のリア充男女が大勢でBBQに興じているのを見かけた。戸建てで庭があると、事ある毎にああやって集まってBBQをしないではいられないんだろう。見るからに私が苦手とする「ウェーイ!」的なノリだったから、一瞥して通り過ぎたが、BBQ自体は羨ましく思えた。BBQは成功者の嗜みに違いないのだ。これからの季節はこんな光景を方々で見かけ、己を憐れむ事になるのだろう。