チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

耳の掻き過ぎと並ぶ我が人生最大の悪癖たる指の皮剥ぎをン度目の正直で断ち切りたい。

昨日に引き続き、耳掻きができない事で生じるストレスが溜まりに溜まっている。こんな事でイライラしても仕方ないので、やむを得ず綿棒で擦ってやるのだが、これとてやり過ぎると折角耳掻き棒を捨てた意味が無くなってしまう。心頭滅却すれば耳掻きへの欲動も気にならなくなるだろうか。こうして溜まったストレスはもう一つの悪癖であり、マイルドな自傷癖でもある指の皮剥ぎに向かっている。昨年の秋頃から酷くなったこの悪癖も、何度と無く断ち切ろうとしながらも未だに成功していない。特に親指は執拗に噛み倒しているせいでボロボロな状態であり、店で支払いを行う際に見せる程度でも人目に晒すのが恥ずかしい。私は主婦湿疹の養生の為に毎晩指にユースキンを塗った上で手袋を嵌めて寝る様にしているのだが、その際に噛み倒した指にも同じ様にユースキンを塗り込んでいる。そのおかげで指の皮自体は割とすぐに回復するものの、できたての新鮮な皮から剥いでしまうから結局元の木阿弥となる。こんなキ印染みた愚行を半年以上も続けている。私とて止められるものなら今すぐにでも止めたいが、そう簡単にはできないから悪癖と呼ぶのだ。尤も、暇人だからこれらの愚行に時間を割いているワケで、その元凶は私がこうして無駄に生きている事に他ならない。