チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ようやく新しいコインランドリーが新設されたと思ったら徒歩メンには遠すぎた。

昨日、郵便受けに珍しくコインランドリーのチラシが入っていた。私が月に数回利用している店舗は設備が古くてお世辞にも清潔とは言い難く、予てから近場に新しい店舗ができる事を望んでいた。いよいよその願いが通じたと思って喜んだのだが、ネットでそのチラシの店舗の場所を調べたら、自宅からの距離にして今利用している店舗の二倍の遠さであり、更に店舗の規模は半分以下でガッカリした。私がこちらに移り住んでからもうン年が経ち、地域の様子もかなり様変わりしつつあるのに、コインランドリーの新設は進まない。その一方で、アホノミクスのせいなのか、家やマンションの建設は進んでいる。それだけ住民が増えているとすれば、コインランドリーの潜在的需要も高まりそうなものだが、そんな単純な話でもないのだろうか。マンションと言えば、今月になって近所に新たに完成したマンションがビジュアル的に珍しくて、最寄りのスーパーへ行く経路にあるからそこを通る度にしげしげと眺めてしまう。マンションと言ってもこじんまりとした造りなのだが、そのくせ重厚かつ堅牢な装いで、私の嗜好にはピッタリだ。現在入居者を募集している様だが、おそらくすぐに埋まるだろう。家賃が如何ほどか知る由もないが、私など近寄る事も許されない額に違いない。しかし、あんなマンションに住めたら、人生もきっと楽しいに違いない。