チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

当地では年間数日しかない30度超えの真夏日が早々とやってきてしまう。

今日は真夏日になると予想されている戦慄の日だ。ひょっとしたらこの時期の過去最高気温を更新するかも知れない。こんな恐ろしい日の真っ昼間に外出せねばならない。先日、街まで遠出した際に良さげな団扇を買ってこなかったのを今更悔やんでいる。アトピっ子の私は汗だくになると症状が悪化してしまう。そうでなくともこの数ヶ月は症状が最悪な状態であり、熱中症よりアトピーの方が心配だ。先月、新たに通い始めた皮膚科で処方された薬は、最初こそ効き目を感じられたのだが、今はそれも薄れつつあるからマジで参っている。やはり遺伝子レベルで不良品なのだとしか思えない。生物学的にポンコツなこの私が、しっかりと社会から淘汰される流れに乗っているのだから、実に理に適っていると思う。子孫を残してこれ以上不幸を再生産してはいけないというのが社会の要請だ。しかし、本音を言えば完全童貞の私も、自分の子供がどう産まれてくるのか見てみたかったし、我が子に「ダディ」などと呼ばれてみたかった。私にも一応人間としての本能が残っていて、そう思わせるのか。この土日は、近所で私と同世代か少し若いくらいのパパさん諸兄が、幼子と遊んでいる姿をよく見かけた。私がいる底辺がドス黒いだけで、世の中は私が想像する以上に平和なのかも知れない。