チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』はどうしてこんな的外れな邦題を付けたのか理解に苦しむ。

昨日は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』をシネコンで観てきた。前作は期待も大きかっただけにIMAX3Dで観て相応の満足感を得たのだが、今回はなんとはなしにパッとしない雰囲気を感じていたし、そもそも懐事情が厳しい事もあって通常版で鑑賞した。一昨日に生じたアレルギー性鼻炎の発作が収まりそうになかったので、出かける前にやむを得ずパブロン鼻炎カプセルを飲む事にした。程なくして首尾よく鼻炎は収まったのだが、シネコンに着くなり猛烈な眠気が襲ってきたので、映画が始まる前にどうにかして振り払うべく苦慮していたら、新作映画の予告編群が始まった。朦朧とする意識の中でそれらを眺めていたら、なんとエヴァの新作の特報がお馴染みのBGMと共に流れ出したので、私はそれに驚いてすっかり覚醒してしまった。どうやら昨日から解禁となった様で嬉しい偶然だったが、不意を突かれた為に2020年公開という文言以外ほとんど覚えていない。最短でもあと一年半だからなんだかんだであっという間だろう。それはさておき映画本編だが、これまでと趣が異なってダークホラーなテイストでJ・A・バヨナらしい作りではあったが、大半が屋内での攻防に費やされ、ややスケールダウンした感は否めず、退屈はしなかったものの痛快でもなかった。それにしても炎の王国という邦題はミスリードというか的外れでしかない。原題の"Fallen Kingdom"こそが本作を正しく表現しているのに、なぜアホアホに改変してしまったのだろう。とまれ、なんだかんだ言いながらも次作に期待してしまうのだった。