チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

齢を重ねる毎に着実に涙もろくなってきている気がするアラホーあるある。

廃人暮らしのヒキエッティな毎日だと曜日の感覚が失われてしまうので、NHKの番組編成を頼りにしているのだが、高校野球中継のせいでそれができず、なんだか今日が日曜という気がしない。忌々しいこの中継があと一週間ほど続くらしい。世間様は現在、盆休みの真っ只中なのだろうか。この間、私はスーパーくらいにしか出かけないから、リア充諸氏と遭遇する機会も少なかろうが、ご近所さんでBBQに興じているリア充一家を見かけたら、小さく舌打ちくらいはかましてやろうと思う。なにぶん小心者だから、面と向かってBBQの鬱陶しさを態度で示すなんて芸当ができるはずもない。そんな事をしたら完全にキ印だ。こんな私だが、昨日レンタルしたピクサーの映画『リメンバー・ミー』を観て、感涙してしまった。私にもまだ人間としての心が僅かながらに残っている事が確認されたワケだが、齢を重ねるにつれて涙もろくなってきたようにも思う。特に扇情的な音楽の影響で、感涙に至らないまでも目頭が熱くなる機会が顕著に増えた。人によってはこの対象が高校野球だったりするのだろう。蓼食う虫もなんとやらだ。それにしても『リメンバー・ミー』は傑作だった。虫と言えば、昨夜、網戸の隙間から侵入したと思しき、3センチ程の大きさで名称不明の黒い虫が室内を飛び交い始めたので、即座に虫・即・斬をかますべく、虫が停まった隙に乗じて掃除機のノズルを近づけたら、虫が荒れ狂った様に私目掛けて飛んできたものだから、思わず大きな奇声を発して逃げ回ってしまった。結局5分ほど格闘した末に無事吸い込んでやったが、齢を重ねても虫への恐れが薄れる事はなさそうだ。