チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20190208

観測史上最大級の強烈な寒波が襲来した今日、私は都心部の皮膚科へ行くついでにシネコンでDCユニバース新作『アクアマン』を鑑賞し、その後で雪まつりに突入した。我ながら強行軍なスケジュールだが、少しでも交通費を浮かせたいので、こうしてついでについでを重ねてタスクを一度に束ねるのは不可欠だ。日中の最高気温が-10度と予想されていたから、外出前に水道の水抜きをすべきか迷ったが、面倒臭さに抗えず何もしなかった。半日経って帰宅したところ、何も問題は生じなかった。日中の最高気温が-10度を下回ったのは当地ではン十年ぶりらしいのだが、それで大丈夫なのだから基本ヒキ暮らしの私は水抜きはこの先も不要だろう。

『アクアマン』は『ジャスティス・リーグ』を観るまでその存在を全く知らなかったので、バットマンワンダーウーマンほど親近感を抱くキャラではないのだが、監督はジェームズ・ワンだしスクリーンで観ておいて損はないだろうくらいの軽い動機で観た。いかにもハリウッドの超大作といったド派手な演出がてんこ盛りのスーパーヒーロー・アクション映画だったが、同じ規模のマーベル作品と比べると如何せん厨二臭いストーリーで子供向けの嫌いは否めなかった。『ワンダーウーマン』は実在の戦争を背景に恋愛要素を絡めたりして、おっさんの私でも十分に楽しめたのだが、本作はやや期待はずれだった。

当地へ移り住んでから一応毎年欠かさず雪まつりへ出かけているのだが、雪像自体はマンネリに思えてほとんど興味を失ってしまった。その代わりに外国人観光客を観察するのが楽しい。英語ならある程度は聞き取れるから、すれ違う度にそば耳を立てたりもする。今年も例年と同様、甘酒を飲んで一周しただけだった。ホットモヒートなるサレオツなドリンクを飲んでみたかったが、甘酒の倍の値段で余りにも分不相応に思われて断念した。それにしても寒空の下で飲む甘酒はなぜあんなに美味いのだろう。