チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20190424

今日は昨日と打って変わって季節外れの暖かさで、長袖シャツにカットソーという出で立ちでもやや蒸し暑いくらいだった。そのせいか、気象台によると今日、桜が異例の早さで開花したらしい。しかし、私の生息域付近ではまだ咲く気配は感じられない。今週末から世間様が10連休に突入するため、本来なら月初めに行う諸々の支払いを今日済ませてきた。

夕方前に帰宅して間もなく、アパートの通路で管理会社の関係者と思しきおっさん数名が、何やら長々と話し込んでいるのが聞こえてきたので、そっとドア越しに盗み聞きしてみた。建物もしくは設備が構造上の問題を抱えているような話しぶりで詳細は判然としなかったが、「立ち退き」という言葉がはっきりと聞こえて戦慄した。やはり予てから懸念していたとおり、入居者が少ないせいで採算が取れず、ついに管理会社が撤退を考えているのではないか。近々にこのボロアパートから追い出されるという憂き目に遭うのだろうか。私のような乞食が他に適当な物件を見つけられるかどうか分かったものではないし、令和に突入して早々に自決を迫られるのかも知れない。不安で仕方ない。