チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20190925

今日は先週借りたツタヤの商品の返却に出かけ、ついでに最寄りのスーパーへ買い物に寄った。帰り道でどうしても例の猫とまた遭遇しないかしらと期待してしまうのだが、やはりそんなに都合よくタイミングは合わないようで残念だ。アパートの裏の裏辺りで先週から始まった民家の解体が終わり、新築工事が始まった。朝から夕方までトンカチとドリルの音がけたたましく鳴り響いている。静かに読書するには騒々しいのだが、日中はイヤホンで映画やネット動画を観ている時間が長いからさしたる問題ではない。それより今度はどんなデザインの家が完成するのか、ほんのり楽しみでもあり、同時に妬ましくもある。いまふと気付いたが、私は中学生時分に友人宅へお邪魔して以来、いわゆる戸建ての家に入った経験が一度もない。高校以来、友人どころか知人レベルの存在もいなかったから、他人の家を訪問する機会がないまま今日まで生きてきたのだ。こんなおっさんもそうそういないだろう。