チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20200306

今日は皮膚科通院のために午前中に都心部まで出かけた。私にとっては数少ない人混みの多い場所への出征だから、温存しておいた最後の一枚のマスクを着用する事にした。往路の途中で、開店時間直前のダイソーに並ぶ行列を見かけた。人数は15名ほどだったろうか。あれがいわばまさにマスク行列だったのかも知れないが、確認する手立てもなかったので横目で観察しながら通り過ぎた。全国津々浦々の店々でああやって毎朝行列ができているのかと思うと、なんだか侘しい気持ちになってしまう。皮膚科は診療開始時間から程なくして着いたおかげでガラ空きで、いつもは30分程度は待たされるのに、今回は待ち時間ゼロで診てもらえたから拍子抜けした。診察後は市中感染をできる限り避けたかったので、ツタヤとスーパーにだけ寄って帰路に着いた。街行く人の数も心なしか普段より少なく感じられた。