チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20181127

今日は12月間近とは思えないほどの暖かさだった。明日から冬らしい気候に戻るのだが、予報を見るとどうも来週の火曜も今日くらい暖かいようで、今年は年末まで異例な事態が続きそうだ。恒例の火曜市に出かけたついでに銀行で家賃を入金してくるつもりだったが、すっかり失念してしまった。ATMで今週分の生活資金は下ろしたのに、肝心の入金を思い出さないとは間抜けにも程がある。言い訳がましいが、私の少し前にいた、見るからに水商売風の若い女のセクシーな後ろ姿に気を取られてしまったのだ。まあ家賃は月内に納めれば問題ないから大騒ぎする程の事でもない。

帰宅後は汚部屋掃除を再開した。これまでは不要な物をひたすらゴミ袋にぶち込めば良かったので、楽といえば楽だったが、これからは拭き掃除がメインだからなかなかめんどくさい。入居してから一度も手を付けた事のない場所が大半だから、積年のこびり着いた汚れは洗剤でもなかなか落とせやしない。ちまちまやっても年内には完了するだろう。

20181126

今日も季節外れの暖かさだった。そのせいか、数日減っていたコバエを今日は5匹見つけて殺した。根絶までの道のりの長さに目眩がする。本当にやれやれだ。この暖かさはひとまず明日までで、それ以降は平年並みの気温に戻るらしいから、またコバエのいない平穏な日々が戻ってくるだろうか。明日ゴミを出せば、先週までの汚部屋掃除で溜まっていたゴミ袋の大半は片付いてスペースが空くから、一旦休止していた掃除を再開できる。このボロアパートに入居してからン年間、汚れるに任せて一度も本格的な掃除を行った事がないから大変だが、全て自業自得だ。この歩みを止めてはいけない。この先、自堕落に生き続けるにしても、どこかで自殺するにしても、部屋を清潔な状態に維持する事はもう欠かせない。私の儚い夢はこのボロアパートを出て、ワンランク上のベランダ付アパートに移る事なのだが、実現の可能性は限りなく低いのだろう。しかし、それさえ叶うならもう他に望むものはない。

20181125

今日は割と暖かかったのでガスファンヒーターを付けずに済んだ。初雪の遅さが記録的なら、11月の冷え込みの緩さも記録的らしい。これくらいの微妙な時期にジャストフィットなアウターが無いからいつも困ってしまう。ZOZOに良さげなコートがあり、お気に入りに登録していて、今日割引クーポンが来たのだが、どうにも資金を捻出できないのが哀しい。来月の服飾予算もスノーブーツでほとんど使ってしまう予定だし、その上で件のコートを買うのはかなり危険だ。特に先の地震で、現金を相当程度確保しておく事の必要性を切実に感じたところであり、無茶をするのは躊躇われる。私は死ぬまでこうして自分の醜い容姿を取り繕う事にリソースを浪費するのだろうか。

この数日はアトピーの症状が幾分落ち着き、更にコバエの出現頻度も下がった事で、メンタルに久しぶりの平穏が訪れている。今日のコバエは電撃殺虫器が二匹捕らえただけに留まり、掃除の結果にせよ気温の低下にせよ、非常に喜ばしい。先週までとにかく憂鬱で自殺を真剣に検討する程だったが、とりあえずそれが動機となって掃除に着手し、万年汚部屋状態を抜け出せたのだから結果オーライだ。明日と明後日の収集日で溜まったゴミ袋を処分すれば、部屋が見違える様に広くなる。あとは来月に月イチの不燃ごみさえ出してしまえば、ほぼほぼ入居時と同じ状態に戻る。あくまでほぼほぼなのは、ここは最初からお世辞にもキレイとは言えないボロアパートだっただからだ。それでもさすがにもうコバエ地獄は起こらないだろう。この状態を末永く維持せねばならない。