チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

雨に思う、割りとマジで。

ぴーかんな日から一転して荒天来たる。しかも向こう一週間は愚図ついた天気が続きそうで、さしずめ遅れてきた梅雨ってところなんだろう。傘を携行するのマンドクセなんだが、雨が降るたびに傘を新調するべきか悩むんだよなぁ。もう何年もセブンのビニール傘を使っているんだが、歳も歳だしいつまでも安っぽいビニール傘でいいのかしらんな~んて、自意識過剰なおっさんはまたしても思考の隘路に踏み込んでしまうワケで。もっともこうやって女々しく躊躇ってしまうのは、単に傘が盗まれる対象となりやすいからである。あ り え な い 。よくもまあヒト様のモノをいけしゃあしゃあと持ち逃げできるもんだ。そういう輩はどうせその場しのぎに使うだけで、どこかに捨て置いて知らぬ存ぜぬを決め込むに違いない。おこである、実に激おこである。なんだか腹立ってきた。猫も杓子もデジタルガジェット持つ時代なんだから、いっそ指紋認証とかセキュリティ機能付けた傘があればいいのに。しばしば海外のヒトが日本人の民度を尊ぶ声を聞くが、諸外国の場合、この辺りの事情はどうなっているのだろうね。

昨日はガイ・ピアース主演作「ロックアウト」を鑑賞。オーソドックスなSFアクション。監督が無名なせいか、リュック・ベッソン製作が前面に押し出されている。なんというか全体的に特筆すべき点がない普通の作品なんだよなぁ。ストーリーも、演者のノリも、VFXによる演出も概して普通、というか安っぽさが否めない。開始早々、ピアースの飄々とした男の設定、決める時は決めるぜ感が空回りしていてつらい。これが劇中、延々とずっと続いちゃう(笑)。本作の舞台でもありストーリー上の要となるのが、凶悪犯を収容する宇宙刑務所なのだが、最重要施設のクセにセキュリティ甘すぎだろって序盤から突っ込まずにはいられない。終盤も駆け足で店じまいするかの様な雑な幕引き。低予算でもアイデアの妙とかいろいろあると思うワケで、これはいただけないなぁ。ベッソンの名が泣くよ。