チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ATM手数料にブツクサ。

そうか、世間様は三連休であったのだった。うっかりコンビニATMでお金を引き出しておくのを忘れてしまったわい。まぁ、あと2日くらいなんとかなるだろうし、時間外手数料さえ払えばどうにでもなるワケで、それくらいケチんなや・・・って話だが、僕はこの時間外手数料をもう何年も払ったことがない。払いたくないでござる!絶対に払いたくないでござる!ってな具合いに、意地でも払わずにやってきた。いかにサービスの対価とはいえ、自分のお金を引き下ろす毎に、105円だの210円だの毟り取られるってのは気分の良いもんじゃない。しかも普く銀行が横並びの料金設定っていうのは、どういう根拠に基づいているのかしら。完全にナシができあがってるじゃん。ブツクサ言うなら使うなやで一蹴されてしまうのだろうが。さらにここへきて看過せないのは、コンビニATM使用時の手数料見直しの流れだ。ついに三菱東京UFJ銀行が、現行の平日無料時間帯まで105円を課すことになった!お前もか。僕はこの三菱東京UFJが合併して一つになる前からの長い付き合いで、初めて自分で口座を開いて以来だから結構な期間だ。昔は都市圏に住んでいたこともあり、支店や出張所を探すのに困ることはなかったのだが、地方の片田舎に来てみると事情は一変。はるばる中心街の支店まで行かないと自行ATMが使えないのである。ただ、ほぼ全てのコンビニネットワークが利用できるという一点では、地銀よりもまだ利便性を感じるかなってところへこの仕打ち。これはアカン奴や。そんな銀行の「お・も・て・な・し」に「ふ・ざ・け・る・な」と言いたい。銀行側の言い分なんか知らん。ときに、秋分の日はお彼岸とのことであるが、僕は物心付いて以来、墓参というものをしたことがない。そもそも偲ぶような故人がおらんとです・・・。墓参になんら意味を見出せないまま、穢れたおっさんになってしまったよ。親兄弟がどうなろうと、もはや僕の関知しないところだし、僕はと言えば無縁死と決まってるから、これでいいか。お彼岸用スイーツの方が気になるさ。

昨日はブライアン・デ・パルマ監督作「リダクテッド 真実の価値」を鑑賞。イラク戦争下で実際に起きた、米軍兵士による民間人虐殺事件を題材にした戦争映画。あくまで題材であり事実そのままではないのだが、このように架空の事件としてドキュメンタリーチックに表現する手法をモキュメンタリーというらしい。いわゆる娯楽映画ではなく、軍の綱紀のあり方を声高に問いかける様な反戦色の濃い作品で、題材となった事件は目を背けたくなるほど酷いものだったことがわかる。ごく一部の兵士の蛮行だと分かっていても、軍という組織全体の問題として解釈せざるを得ないね。それが本作の狙いでもあるのだろうが。ただメッセージ性は強いものの、内容の引きと衝撃の度合いという点では、凡百ある戦争映画の一つって感じでしかなかったかなぁ。