チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

秋深き 隣は。

何をする人ぞって、僕と同じで多分ムショクだと思う。前々から気にはなっていたんだが、まぁどうでもいい話か。昨夜食事を摂ったあと、まったりしていたらそのまま寝入ってしまい、モソモソと目覚めたらもう朝の4時。はぁ、またやっちまったか不摂生の極み。はぅあっ!ガキ使観損なったぁ、チクショー!世間様の連休モードに乞食の僕が倣ってどうするんや。しかし今朝は随分冷え込むなぁっと思ったら、外の気温は10度くらい。さすがに室温は20度以上あるが、いつまでも夏仕様の格好だと風邪引いてしまうな、こりゃ。まもなく9月も終わってしまうのだが、今週はついにあまちゃんの最終週なワケで気もそぞろ。アマチャノミクスもいよいよ終焉か・・・。今季ドラマの双璧、半沢直樹の方は乗り遅れたせいで、結局一度も観ることがなかった。一度というか本編、CM含めて一瞬も観ていない。そもそもTBS系列を観る習慣がないから当然。んなもんだから「倍返しだ!」って言葉を見聞きしても、実際に堺雅人がどんな感じでそれを言っているのか全く分からないし、何がどう倍返しなのかということも含めて、想像に頼るよりほかない。レンタルして一気見する予定だから、それまで今後一年くらいは半沢関連のネタはアーアーキコエナーイで通すことになりそう。ミタの時も完全に乗り遅れて後々一気見したんだよね。ま、そんなに大騒ぎするほどの内容とは思えなかったワケだが、半沢はどうなのかしらね。秋クールは「リーガル・ハイ2」だけを観ようと思っとります、忘れずに。

昨日はキンバリー・ピアース監督作「ボーイズ・ドント・クライ」を鑑賞。実在した性同一性障害に苦しむ女性の人生を描いた作品。身体的には女性だが、心的には男性という心身不一致に苦しむ「彼」が直面する現実はあまりにも悲痛で、特に後半の鬱々とした展開が重苦しく辛い。米国では地域ごとに保守とリベラルの色合いが違い、また個々人の宗教的見地も相まって、性に関する問題はことあるごとに政治的な争点になってきたのだと認識しているが、実際にここまで酷い話ってのもあるんだねぇ。主人公ティーナのセクシャリティが明らかになった途端、「化物」扱いされるシーンに至っては、たとえこれが田舎町の一つの出来事とはいえど、障害を抱える人達の艱難辛苦を思わずにはいられなかった。主演のヒラリー・スワンクがアカデミー主演女優賞を受賞したのも大いに頷ける珠玉の名作ですな。