チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

もやし男子の溜息。

昨日に引き続き、ジンジンと鈍い頭痛に悩まされる朝。一昨日、両手いっぱいに買い物袋引っさげて何キロも歩いたせいか、腕に筋肉痛まで出始めた。なんて貧弱なボデーになってしまったのだろう。ン年前まで腕立て、ダンベル、懸垂でそこそこ細マッチョな肉付きの良い腕に仕上げたのに、いまや見る影もないほっそりしたそれはもう少年の様。なんとはなしに社会復帰への計画を立てているので、それまでに体力を取り戻さねばならぬ。在りし日のボデーをトリモロス!いまの部屋にはダンベルがないから欲しいなぁ。とか言ってる内に、ナニもやらずに時間だけ無常に過ぎていくんだよなぁ。もやし男子は今日も無気力よのう。

昨日はジョー・ジョンストン監督作「ジュラシック・パークIII」を鑑賞。僕は何故かこの作品を過去に観たモノだと思い込んでいたが、観始めてすぐにそうでないことに気づいた。なんてこったい、そりゃ内容が思い出せないワケだわ。スピルバーグが監督から離れたせいか、よりモンスター・パニック系の方向に舵を切った印象の本作だが、もう3作目だしコレはコレでなかなか面白かった。研究費が枯渇し、背に腹は代えられんとばかりに、またしても恐竜の繁殖した島に連れられてきてしまうトホホな主人公グラント博士。この設定にかなり強引さを感じるものの、金策に奔走する悲壮なシーンを観た後だから許せてしまう。後半への伏線にもなってたりするしね。登場恐竜のラインナップは前作までと趣向が変わり、名実共に王者だったティラノサウルスがその座をスピノサウルスに奪われている。コイツがまたティラノ以上にアラクレな感じでステキだ。両者を敢えて鉢合わせにするシーンとか、こっちが観たいツボを的確に突いてきますなぁ(笑)。一方、ヴェロキラプトルは健在で、より社会性が付与された存在として描かれている。おい、前作までそんなじゃなかっただろうとか野暮なツッコミはしない・・・したけど。いや~画面狭しと恐竜が暴れまくるのは観ていて痛快痛快。最新の知見に合わせて恐竜の発色が豊かになっていたのが好印象。この分だと、次回作「ジュラシック・ワールド」は更にブラッシュアップされた恐竜象を期待できるな。