チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

結局、甘ちゃん。

あまちゃんが大団円な感じでオワタ。誰だよ夏ばっぱが震災で死んじゃうんじゃないか予想とかしてた奴(笑)。まぁかくいう僕もそんな展開ありうるなぁとは思っていたけどさ。NHKの朝ドラをマトモに続けて観たのは初めてだったが、昼夜逆転がアタリマエだったおっさんにとって、毎朝起きて定刻にテレビの前で待機するってのはなかなか根気が要る生活だった。やっぱ朝ドラは昼の回より朝の回で観ないとねぇ。丁度サーカディアンリズムのチューニングを~とか考えていたところだから、あまちゃんのおかげで無精な生活を少しでも改善できたとすれば、乞食的に大きな実入りかなと。しかし半年近く毎朝同じこと繰り返してきたんだよなぁ、そう思うと感慨もひとしおだわ。こんな生活もムショクならではか。状況は何一つ変わっていないワケで、僕は変わらず甘ちゃんのまま。またあの軽快なOPを聴いてノリノリに踊りたいから、サントラをレンタルしてみようかしらね。

昨日はカリン・クサマ監督作「イーオン・フラックス」を鑑賞。レジスタンス系SFアクション作品。「ウルトラヴァイオレット」とか「リベリオン」の様なノリかと思って観てみたが、まぁ当たらずも遠からずな感じで。この手の作品はどうも予算に対して、構想の方が膨らみ過ぎるきらいがある様で、世界観に対してディティールがちゃっちくお粗末なモノになりがちなのよねぇ。CGを駆使したピカピカのセットに、ヒトやモノを配置してみました的な。その世界に実際に人間が住んでいて、生活や社会活動が行われているという実感が薄いんだわ。メイキングを見たらロケ地はベルリンらしく、随分瀟洒でサレオツな建物があるもんだなと感心はしてしまったが。主演のシャーリーズ・セロン目当てだったから良しとす。