チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

こちとら涼しいです。

世間様はまーた三連休か。なにやら10月なのに真夏日が続いておるそうで、農作物への影響は大丈夫かしら。野菜や果物の値上げは家計にダイレクトに響くのでのう。こちとら平年通りに秋を迎えて、夕方にもなると吐く息が白かったりするので、いまだに30度超で半袖~とかテレビで観ると同じニッポンとは思えんな。暑い世間様を尻目に、どれちょいと惰眠を貪るか。

昨日は久しぶりにツタヤで新作まとめ借り。いつしかツタランクという、ちょいとユルいネーミングのサービスが始まっており、常連のおっさんは早速ゴールドになっていたワケで。いろいろと手を替え品を替え、顧客向けサービスが捗りますな。んで、やっとこさシェーン・ブラック監督作「アイアンマン3」を鑑賞。一連のシリーズの区切りとして位置づけられた作品。前作がやや締りのない出来栄えで首を傾げてしまったので、今作は過度な期待はせずに観たのだが、監督交代が奏功しているのか、予想以上に面白かった。トレーラーを観て抱いた印象とはかなり違って、ほぉそう来ますかって感じの展開。前作との間にアベンジャーズを経たことで、パワーバランスがインフレ状態で世界観はもう崩壊寸前なのはご愛嬌(笑)。SFと云えど前作までは一応、我々の世界との連続性を薄っすら感じさせていたワケだが、アベンジャーズでは神の世界やらエイリアンやらガッツリ出てきちゃったからねぇ。ま、それがマーブルなんだけどさ。今作ではXメンもビックリな超人化集団が出てきてアイアンマンと対峙することに。そこでトニー・スタークが完全無欠ってんじゃ盛り上がりに欠けるので、アベンジャーズで経験した無力感がトラウマとなり、パニック障害を抱えている設定で弱みと人間臭さを加味。クライマックスにはワラワラと数十体のアイアンマンが登場し、シリーズ最大の見せ場を確保。ヒーロー大集合!な感じでなんだかもうお祭り状態だが、ズラッと揃ったときのインパクトがハンパないんだわ。お~待ってました!ってね。どうやって撮影してんだろってくらいド派手なVFX演出。IMAXシアターで観たら脳髄とろけそうだよね、コレ。グウィネス・パルトロウもカラダを張って大活躍、というかこれが一番意外だった(笑)。作中、シリーズ継続の布石が打たれたが、ロバート・ダウニーJrのギャラがネックとの観測もあるし、どうなるのかしら。