浅田真央は残念だったのう。まぁまだ競技が終わったワケじゃないのだが、まさかここまで振るわないとは、誰しも予想できなかった展開ではないかしら。本人の曇った表情に映るその悔しさは、トウシロのおっさんには察するに余りあるわ。常に比較されてきたキム・ヨナとの対照的な結果がまた辛いところ。ときに、おっさんがリアルタイムで観ていると、彼女は不調に終わるコトが多いので、昨夜は夜更かしせずに寝てみたんだわ。バタフライ・エフェクトの様にネガチブなナニカが呪詛の如く伝わっているに違いないと、元理系畑らしからぬ立論に従ってさ。おっさんが原因じゃなかったんだ・・・。あと、これは愚にもつかないゲスの極みな話だけど、姉の浅田舞ってものごっついナイスバデーよね。ハハッ!今日も頑張って行きまっしょい日本勢。
映画鑑賞記
ジェームズ・マンゴールド監督作「アイデンティティー」("Identity" : 2003)
人里離れて寂れたモーテルで繰り広げられる殺人劇と、その顛末を描くシチュエーション・スリラー作品。土砂降りの雨の中、まるで計算でもされたかの様に、モーテルに足止めさせられた11人の男女。家族連れ、カップル、女優と運転手、都落ちの女、支配人、そして移送途中の死刑囚と刑事。開始早々、もう見るからに怪しいヤツがいるワケで、予め犯人を教えちゃうパターンね、こりゃ普通の連続殺人系スリラーモノですな~などと思ったのもつかの間。死体がこつ然と消えたり、集められた人達の間に現実にはありえないような共通項が見つかったりと、何やら不穏な流れに。心霊現象?夢オチ?とか、そんな結末すら匂わせるような要素を散りばめつつ、まさかの超展開が訪れる!こりゃ予想できなかったわ(笑)。ネタバレ厳禁だけど、巧いなぁコレは。期待値こそ低かったものの、なかなかの傑作で満足満足。