チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

明日はきっともっとバカ。

オバマ来日が目前で、トンキンは何かと大変そうだ。この度の来日を祝して、おっさんは近々、キャプテン・アメリカの新作でも観に行ったろうかと目論んでいる。思い立ったが吉日で、割りと直前に決めたった。まぁ何の関係もないハナシだけども。メリケン様にはアタマ上がらんでしかし。アメポチはしっぽ振ってお迎えせにゃ。

これまたどうでもいいハナシなのだけど、今日何か書き留めておきたい事柄があったはずなのに思い出せない。昨夜までは覚えていたのに、今朝になったら失念してしまってモヤモヤする。まぁ、おっさんの生活に重要な案件なんて露ほどもないから、その点心配はないワケだけど。ただ、こういった物忘れには老いを感じずにはいられず、ほんのり戦慄する次第。とくに僕は普段、社交性がないからねぇ。近年はほとんど引きこもりっきりで、誰ともコミュニケーションを図るコトがないのが致命的すぎる。たまに誰かと会話する機会があっても、言葉が口をついて出てこず、しどろもどろになってしまう。端的に言えば、バカになっているワケだ。少しずつ、しかし確実に。明日の自分は、今日の自分より少しだけバカなのである。コレは怖ろしい。ここが底辺だと思ったらとんでもない、これからが地獄だ。凹むわ・・・。ヒトとの関わりってホントに重要だよ。きっとそういうのが何にも代え難い財産なのだろうね。

 

映画鑑賞記

ロマン・ポランスキー監督作「ゴーストライター」("The Ghost Writer" : 2010)

英国首脳と米国CIAを結ぶ陰謀と、その渦中に巻き込まれていく一人の作家の顛末を描いたサスペンス作品。代筆を生業とするゴースト作家の男(※役名ナシ)(ユアン・マクレガー)は、ひょんなことから元英国首相ラング(ピアース・ブロスナン)の自伝の代筆を依頼される。高額なギャラに目が眩み、引き受けたものの、その直後にラングの過去の戦争犯罪に関するスキャンダルが発覚し、訴追の恐れまで生じるコトに。執筆作業が滞る中、ゴーストは前任の代筆者が不審な死を遂げているコトを訝しく思い、密かに調べ始める。前任者の残した資料を元に、ラングとCIAを結ぶ陰謀の存在に気付くのだが、その時、ゴーストの身にも危険が迫っていたと。果たしてラングとCIAの関係は?そしてスキャンダルの行方は?実に味わい深いプロットですな。最初はこんな重い展開になるとは思いもしなかったワケで、派手な演出こそないものの、スリリングな展開に手に汗握っちゃうんだわ。もし英国首相が米国の傀儡だったら?っていうお題目で、もちろんフィクションなのだけど、スノーデン氏の一件以来明らかになった多くの疑惑に鑑みると、あながちトンデモと一笑に付すコトもできないのかなと。

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