チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

アツいよアツいよ。

今週末はかなり気温が上がるそうで、昨日など今年初の20度超を果たし、当地では夏が来たぁとかもうそんな雰囲気。場所によってはトンキンなんかより暖かいんだよね。さすがにもう布団ミノムシでネニゲする感じでもないのだけど、掛け布団自体は例年通り5月過ぎまで使う予定。昼夜で寒暖の差が激しいのが難点なのさ。というか掛け布団を収納するスペースがないから、夏の間もベッドの上に丸めて置きっぱにせざるを得ないんだわ。おかげで寝る時に窮屈で仕方ないワケで。暑いの嫌だ。考えただけで鬱々としてきた・・・

連日、オバマフィーバーの様相を呈していて(僕が気にしているだけかも知れんけど)、車列が街を通れば押し寄せた人々から黄色い声援が飛ぶらしい。アイドルさながらの光景である。オバマの乗るクルマは本国から持ち込んだ特別車両で、戦車に勝るとも劣らない重厚で堅牢なボデーに覆われているんだとか。随分ゴツいクルマだと思ったらそういうコトか。あれならRPGブチ込まれても持ち堪えそうよね。窓も極厚仕様らしく、中から外の様子が窺えるのか定かではないけど、まぁせいぜい手を振ってみてくださいな。もう韓国へ飛び立っちゃうけど。しかし、どこに行くにもあんなのに乗ってお出かけすんだから、米国大統領の背負ってるモノは我が国の首相とは段違いですなぁ、善きにつけ、悪しきにつけ。そんな彼我の差をあのクルマに見てしまった。

 

映画鑑賞記

グレン・フィカーラジョン・レクア監督作「ラブ・アゲイン」("Crazy, Stupid, Love" : 2011)

中年男が迎える夫婦生活の危機を、彼を取り巻く人間関係を織り交ぜながら面白おかしく描いたラブコメディ。登場人物が多い割に、それぞれのキャラが立ってて、実に愉快な作品。中年男のキャル(スティーブ・カレル)は、ちょっと草臥れた感じのマイホームパパ。言ってみればダサいけど、子供達からの信望だけは厚い男。ある夜、妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)に離婚を切り出され、バーでやさぐれていたところに、イケメソなナンパ師ジェイコブ(ライアン・ゴズリング)に出会う。こっちは鍛え上げた肉体をハイファッションで装い、巧みな話術で女を口説き落とす、カルとは正反対の男。妻を見返してやれと迫るジェイコブに乗せられ、カルはファッションのイロハから、ナンパの手解きまで諸々の指南を受け、男として磨き上げられていく。一方、ジェイコブはカルのエミリーに対する一途な思いに感化され、運命的な再会を果たしたハンナ(エマ・ストーン)と心を通わせていく。基本的に、このカルとジェイコブが物語の軸になっているのだけど、そこに色々と人間関係が巧みに絡んできては、起伏に富んだ展開で楽しませてくれる。サレオツな雰囲気に軽妙な台詞回し、そこへほんのり下ネタを織り交ぜながら、絶妙なバランス感覚で構成された群像劇になっているワケですな。登場する男達はどれも原題通りの、恋愛感情にまっすぐなヤツらばかりで、ホントに男ってバカだなぁとほのぼのしてしまうENDに和みまくった。ま、僕は恋愛経験ないから偉そうなコト言えんけど。しかし、スティーブ・カレルはこういう味のある役がハマるよなぁ。

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