チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ガラケー男子、今夏も悶々。

雨。諸用で外出する時に何故か降られやすい。関東付近の大気の不安定さに比べれば、嘆く程のレベルでもないのだけど。しかし、湿度が上がって皮膚に水分が纏わり付く感じとか、鼻から吸う空気の湿気た感じとか、とにかく憂鬱である。部屋の空気清浄機が常に湿度を表示する様になっていて、何の気なしにチラ見してしまう。アレが60%を超えると、イライラが始まる。体感よりその数値で一喜一憂してしまう本末転倒ぶり。んで、除湿機を付けると、次はその運転音のうるささにイライラ。耳栓をして、わずかに静けさを取り戻したところでで、ふと我に返ると、その状況の阿呆らしさに独り落ち込む。人間、ひきこもりっぱだと、斯様なまでに無駄なコトにリソースを費やしてしまうのかと。動物園で動物達がしばしば見せる、常同行動の類に似たモノかもしれない。

ときに昨日、あうの今夏の新機種発表がされて、そのラインナップをざっと確認してみたのだけど、ガラケー使いのおっさんとしては、コレジャナイ感しかしないのよね。どれもこれもまさにガラスマらしい先端技術てんこもりのオーバースペックで、食指がピクリとも動かない。ヘビーユーザーに訴求しないと売れないのかしら。おっさんの脱ひきこもりと、求職活動をサポートしてくれる様な、シンプルで使い勝手の良い端末に出会いたいだけなのになぁ。いい加減そろそろガラケーを卒業したいとです(切実)。

 

映画鑑賞記

ミシェル・ゴンドリー監督作「グリーン・ホーネット」("The Green Hornet" : 2011)

凸凹コンビが緑の仮面を纏い、ロサンゼルスを仕切るマフィア組織の壊滅に乗り出す、痛快アクション・コメディ。ノリとしては「キック・アス」な感じに近いかなと。こっちは男二人が主役だけど。

新聞社の社長を父に持つブリット(セス・ローゲン)は、親のカネで贅沢三昧、遊び放題の放蕩息子。しかし父親が急死したコトで、予期せず社長の座を継ぐことになる。新聞には全く関心がないブリットは、経営には消極的だった。そんな折、父が自宅で雇っていた運転手・カトー(ジェイ・チョウ)と出会い、彼のメカニックとしての凄腕ぶりに感服。二人でコンビを組み、街に蔓延る悪党どもを退治し、それを新聞の一面に飾ることを発案する。自らをグリーン・ホーネットと称し、新聞誌面を賑わすという自作自演的なコトを始めちゃうワケです。んで、その動きを察知したマフィアのボス・チュドノフスキー(クリストフ・ヴァルツ)の逆鱗に触れ、一転して追い回される事態に陥り、さあ大変。その間に、コンビ仲にいざこざが生じたり、生前の父の実情を知らされたりと、すったもんだあって、二人の命運と、新聞社の行方はいかにっておハナシ。

もっと突き抜けたおバカ路線な作風を期待していたので、やや消化不良。カトーが天才エンジニアで、尚且つ武道の達人という、超人的なキャラ設定である一方、ブリットはほんとうにただの放蕩キャラで、まるで使えない男なんだよね。もちろんカトーの才能を見出して、ヒーローごっこに誘ったのはブリットだけど、それにしてもちょっとアンバランスな感じ。ブリットの秘書レノア役のキャメロン・ディアスの持ち味が、イマイチ活かせていないのも残念。もっとグイグイ絡んで欲しかったなぁと。

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