チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

猫コロニーに思う。

雨がぱらついては晴れ、肌寒いと思ったら夏日が来たりする。コロコロ変わる天気だ。近所の桜はまさに散り際で、辺り一帯白いじゅうたんの様。その上をズンドコズンドコ歩くのもまた一興。今日もちょっくらぶらついて来ようか。

昨夕、買い物へ行きしなに近所の廃屋の前を通り過ぎると、微かに「ミャーミャー」聞こえてくる。吹き付ける風音に掻き消されてしまいそうなその鳴き声は、子猫のモノだろうとすぐに分かった。その廃屋に近づいて耳をそばだててみると、しきりにミャーミャー鳴いている。察するにおそらく二、三匹はいると思われるが、ヒトが入れぬように閉めきってあるので中の様子は覗えない。いつの間にか猫が棲みつき、この暖かい季節に出産ってところだろうか。

そこでふと思った。そうか。時折、おっさんのアパートの窓際に寛ぎにくるあの猫も、もしかしたらこの廃屋を拠点にして、ほうぼうに出張しているのかも知れない。するとココは、近所の猫が一同に介する集会所、あるいはコロニー的な場所なんだろう、と。根拠は何もないが・・・。しかし、築ン十年の見るからに昭和チックで掘っ立て小屋ライクなその廃屋で、暖を取る手段もなく、極寒の冬を耐え凌ぐコトができるとは思えないのだが、はて。

人口減少に伴い、町全体が、あんな風に棄てられたままの状態の、壊されもしない家が立ち並ぶ、さながらゴーストタウンの様になっていくのかしら。構成員はオジンとオバンと犬猫オンリーか。終末感漂うな・・・。とりま、あの猫ちゃん達の行方を生温かく観察できたら、そんな週末。ごきげんよう、さようなら。

 

映画鑑賞記

デヴィッド・エリス監督作「デッドコースター」("Final Destination 2" : 2003)

B級ホラーで人気のシリーズ二作目。前作「ファイナル・ディスティネーション」の直接的な続編で、ストーリーもリンクさせてある・・・多少強引ではあるが(笑)前作は飛行機事故が死の発端だったが、今作はハイウェイ上の多重追突事故を逃れた男女のその後の運命を描く。

事故を未然に予知したキンバリー、そしてその後続車で立ち往生したために、事故に遭わずに済んだ男女。本来、死神の筋書きに則って、事故死するはずだった彼らが、前作同様、順番に惨殺されていく展開なのだけど、まぁその死に様がブッシャーって潰されたり、バッサリ切断されたりと、見るからにB級らしいトンデモ感で、ある意味爽快ですな。どうやって死ぬかを生温かく見守る、ちょっと悪趣味な作品なのよね。「お、ココか?ココで死ぬんか?なんや、ココちゃうんかい!」と油断させておいて「死んだぁ!アイタタタ!」みたいな。んで、彼らが実は前作の被害者達の死に立ち会ったり、すれ違ったりしていて、そのコトが死神の筋書きに影響を与えたのでは?とか、今後のシリーズに繋がっていきそうな、設定が明らかになるのだけど、その調子で行くと、結局みんなどこかで死んじゃうよね?破綻しなきゃいいけど、さて、これからどうなっていくのかしら?

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