チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

831を350でPPK。

831ってやさい→野菜じゃねって思ったら、ホントに野菜の日だったとです。今しがた調べてみて初めて知った、そんな今更感漂う知識を惜しみなく書き殴っちゃう。最寄りのスーパーも野菜の特売だそうです。やったぜ奥さん。今日は仕入れの日だ。

ときに、健康の為には一日に350グラムの野菜をバランス良く摂る事が必要とされているワケで、その目標値に対して一般的な日本人の摂取量は一日280グラム程度らしい。ホンマでっか?!世間様はそんなにバランスの取れた生活しているのかいな。僕などは野菜を食べるのはほとんど晩食だけだから、300グラムでも摂ろうと思ったら、よほどワシワシいっとかないと無理なんだけれども。というか、自分が食べてる量すら知らなかったわ・・・

最近、デジタルスケールを購入したので、自分がどんなモノをどの程度口にしているのか、重量ベースである程度は把握する様になったけど、それまでは食事に対して本当に無頓着だった。ま、今も無頓着だけどさ。必要摂取量が350グラムって事は、方々で見聞きするから知ってはいたものの、実際に測ってみるとこの量でこんなもんかぁっていうね。

別段、長生きを志向するワケではないし、寧ろタヒねるなら早タヒにしたいのだけど、病による苦痛で悶絶したり、不毛な通院・入院生活を余儀なくされるのだけは絶対に!絶対に嫌でござる!な、人生ゼロ価値なおっさんだから、せめて大病はせずPPK(ピンピンコロリ)で人知れずひっそり逝っときたい。ある日、突然吐血して「なんじゃこりゃあ!」で、そのまま人生オワタみたいなそんなのが理想です。おっと不謹慎かしらん。

 

映画鑑賞記

パク・チャヌク監督作「オールド・ボーイ」("올드보이 Old Boy" : 2003)

15年間の監禁生活を強いられた男が、その理由を解明するために奔走するサスペンス作品。

平凡なサラリーマンのオ・デス(チェ・ミンシク)は、ある泥酔した夜、妻子の待つ自宅へ帰る途中で何者かに拉致されてしまう。そして気が付いた時には、どことも知れぬ建物の一室に監禁されていた。彼はその部屋から一歩も出ることが許されず、囚人の様な生活を強いられるのだが、誰が何の為にそんな事をするのか、まるで分からなかった。毎時決まった時間に食事が与えられ、催眠ガスで強制的に眠らされる。部屋にはテレビが備え付けられており、それが理性を保つ唯一の手段であった。そんな生活が15年も続いたある日、デスは街中の草むらに置かれたトランクケースの中で目覚める。妻は何者かにより殺害され、娘は行方不明と知ったデスは、監禁の首謀者を探し出し、その理由を解明する為に奔走するのだった。

日本の漫画が原作の韓国映画パク・チャヌク監督の復讐三部作と称されている様に、バイオレンス色強めな復讐譚。これが原作にどの程度忠実なのか分からないけれど、日本で映画化するにはちと厳しい内容かなと。視覚的に、というより精神的にという意味において、道徳的になかなかの際どさですな。もうホントにどひゃーっていうオチが待っていて、吐き気すら催しちゃうレベル。オ・デスという呑んだくれのおっさん、突然の拉致から始まり、監禁生活が15年間。実はこれ、監禁ビジネスであった事が分かるのだけど、理由は最後の最後まで分からない。そして疑問は「なぜ15年も監禁されたのか?」から「なぜ15年たった今になって解放されたのか?」に変わっていく。デスによる復讐譚かと思いきや、実は彼の方こそ復讐される側だった?そして衝撃すぎる結末。なんとも怖ろしく、しかし面白い作品だった。

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