昨日、今年2回目となるM山動物園に行ってきた。天候不順で直前まで行こうかどうか悩んだ末に、午後から回復するという予報を信じ、意を決してGO!気温が急に下がり、その上、風が強かったせいで、少しばかり寒い思いをしたが、程々に行楽日和だったと思う。来週へ先延ばしにしたら、台風の直撃を喰らったかもしれない。
平日だし、天気が天気だけに客入りはまばら。先生に引率されている幼稚園児と思しき集団が目立つくらい。3月にホッキョクグマの双子が徳島、熊本へそれぞれ旅立っていったが、その影響もあるのだろうか。おかげで、と言っては動物園に失礼かもしれないが、人疲れすることなく、のんびりと動物達を観察することができたし、この時期特有の(?)彼らの生態に触れる事ができた様に思う。
先月、雪のない時期のA山動物園を初めて訪れた際は、平日だというのに人を見に来たのか、動物を見に来たのか分からない混み様で、正直なところ、辟易したし、もう当分行かなくていいやとまで思ってしまったのだが、その点、M山は市街地にほど近い場所にあってアクセスも容易だし、いつ来ても実に快適である。
更にM山には、貧乏人のおっさんにとって欠かせない要素があって、それは園内にブンイレさんが併設されている事である。ここでいつでも飲食物を調達できるメリットは大きい。園内の売店や食堂で提供される飲食物はどうしても割高になりがちで、ケチんぼとしては実に悩ましい。本来、そういう場所でおカネを落としていく方が客としては優良なのかも知れないが、懐事情を勘案するとそうも言っておれない。
とまれ、約半年ぶりに訪れたM山動物園を3周くらいぐるぐる回って、存分に癒やされたし、良い運動にもなった。ホッキョクグマのメス2頭に妊娠の可能性があるため、出産に備えて、来月から当分の間、ホッキョクグマ舎周辺は一切観覧できなくなるとの事で、見所はその分減ってしまうのだが、年間パスの期限までまだ間があるし、あと2回くらい来ようかと思う。生後間もないレッサーパンダの赤ちゃんも見たいし、嫁入りしたばかりのテナガザルのメスも見たいんだよなぁ。
以下、外部記憶の一部。
正午直前の正門前はこんな感じ。
完全に猫。
身重のカラダかも知れないのに、相変わらず崖っぷち歩きを楽しむララ(19)。常同運動みたくこれをしている事が多い。この10年で5回の出産と育児を成功させてきただけに、貫禄すら感じさせる。
ブリーディングローンで来園しているキャンディ(21)は定位置でのんびり。まだ出産に成功していない個体で、年齢的に今回が最後のチャンスとか。どんなんかな~
完全に猫、再び。
オランウータンの仲良し母子。冬期は屋外に出られなくなるから退屈だろうな。
夕方のデナリ(20)。種付け担当のイケメソである。休日はそれなりに賑わいを見せるホッキョクグマ舎も、平日は閑散としていて、誰に遠慮することもなく、いつまでも見ていられる。
ああ、楽しかった。近々、雪が積もる前にまた来よう。それまで、ごきげんよう。