チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

トリッカトリート。

ようやく皮膚科でクスリをもらってきた。こじんまりとした病院なのに毎回って程、診察に1時間以上待たされるのが難点。お年寄りが多いのに配慮してか、暖かいのにさらに暖房が付いているのもなかなか辛い。あそこで働いている人だってしんどいかも知れないが。病院への道中、通りかかったご婦人同士がこんなやり取りをしていた。「今日は暖かいねぇ」「ココロは寒いけどねぇ」聞いてるか、政治家ども。

ときに、世間様がハロウィーンで喧しい。喧しいと言ったものの、スーパーやコンビニでそれっぽい商品が並んでいるだけで、具体的にハロウィーン的な行事が近隣で行われているワケではないのだが。それにしても、いつからこのハロウィーンがこんなに持て囃される様になったのだろうか。この風習が「定着した」というところまで浸透しているとは思えないが、トンキンの様な大都会なんかだとまた事情が違ったりするのかも知れない。いや、知らぬは自分ばかりで、リア充界隈では既にアツいイベントだったりして。チクショー!

本場のハロウィーンといえば、家庭でジャッコランタン拵えてパーティやったり、思い思いに仮装したちびっ子が「トリッカトリート!」とか言って、わいわい練り歩いたりする、お子様向けの風習なイメージだが、換骨奪胎した日本のハロウィーンは対象がイマイチ曖昧で、クリスマス商戦の様な一大イベントにまで発展はしないと思う。とりあえずパンプキンでも食っとけみたいに、かぼちゃベースの菓子やスイーツが並んでいるのを見ると、仕掛け人はそっち方面の業界なのかしらんと訝ってしまうが、まぁ、別に腐す必要もないし、みんながエンジョイしてそれなりにハッピーならそれでいいや。

「チクショー!」と言えばコウメ太夫だが、いまはマンションを購入して家賃収入で暮らしているんだとか。堅実なアラホーだなぁってそれだけのハナシ。どーでもいーいですよ。

 

映画鑑賞記

ウェス・クレイヴン監督作「パニック・フライト」("Red Eye" : 2005)

飛行機内でテロリストと隣合わせになった女が、犯罪に巻き込まれていく様子を描くパニック・スリラー作品。

マイアミのホテルで支配人代理を務めるリサ(レイチェル・マクアダムス)は、ダラスで行われた祖母の葬式を終え、航空便で帰途に就こうとしていた。ところが荒天の為に、予約していた便が欠航し、空港で足止めを食らってしまう。待っている間に、ジャクソン(キリアン・マーフィー)と名乗る紳士風の男と出会い、歓談を楽しんでいると、振替のレッドアイフライトの出航が決まる。2人はその場で別れたものの、リサが機内に乗り込むとジャクソンと隣合わせの座席で、意外な巡りあわせに2人は甚く驚く。しかし、機が離陸すると、ジャクソンは不意に自身がテロリストである事と、リサの父親を人質に取っている事を切り出す。リサのホテルに国土安全保障省副長官が宿泊する予定となっており、暗殺を企むジャクソンの仲間が首尾よく計画を遂行すべく、リサの職権で副長官の部屋を変えるように迫る。身動きが取れない中、リサは自身の状況を誰かに伝え、テロを未然に防ごうと孤軍奮闘するのだった。

航空機という閉鎖的な環境で、犯罪に巻き込まれる事になった若い女が、首謀者の男に敢然と立ち向かうという、シンプルで小ざっぱりとしたスリラー作品。副長官とリサは顔馴染みの仲という事で、ジャクソンに目を付けられちゃったワケで、支配人代理というリサの立場から、部屋の交換を指示する電話連絡一本で、ジャクソン一派の暗殺テロは成功裏に完結する・・・はずだった。ところがリサの抵抗に遭い、また機内でいろいろとトラブルや諸々の出来事なんかもあって、ジャクソンも思いの外、苦慮しイライラが募っていく。そんなこんなあってハナシが進むにつれ、リサが「私、もう負けない!」的モードにシフト。飛行機が着陸すると、全力ダッシュでジャクソンから逃れ、本能の赴くままにどこぞの家族のクルマ盗んで、父の自宅までまっしぐら。テロも一応決行されるのだけど、もっとこうプロらしくスマートにやるのかと思ったら、ド派手な方法で笑った。

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