チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ゾウが来るゾウ(震え声)。

昨日、D民にとってこれ以上ない朗報が飛び込んできた。

札幌・円山動物園、ゾウ復活へ 18年度にも3〜4頭、繁殖も計画−北海道新聞[暮らし・話題]

いよいよ我らがM山動物園にゾウが復活する様である。といってもまだ4年も先のハナシだが、これにはwktkせずにはいられないだろう。なにせ僕はこちらに来てからというもの、一度もゾウを見る機会が無かったし、もうこのままタヒぬまで見られないのではと、半ば諦めかけていたからである。それが3~4頭の群れで見られるかも知れない。いや、ひょっとすると繁殖も・・・などと夢の広がり具合がハンパない。4年後にまだこの場所に住んでいるかどうか分からないし、それどころか生きていられるかどうかさえ怪しいのだが、とりあえずキリン以上に首を長くして待とう。

M山動物園は目下、大規模な工事が行われており、現在は来年オープン予定のアフリカゾーンが建設中である。サル山も来夏には一新されるし、ホッキョクグマ館の新設も予定されている。そこへきて、ゾウの多頭飼育・展示施設が新設されるのだから、今後数年で見違える様な変貌を遂げる事になるだろう。S市は来春、市長が交代する予定であり、また相当な予算が必要とされる事から反発する向きも少なく無いとは思うが、滞り無く計画が推進される事を願ってやまない。

そして願わくば、この試される大地にもっと仕事が、おっさんでもできるような求人が増えて欲しい。もう少しマシな立場でゾウさん達と対面したいよ。しかし楽しみだなぁ。

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映画鑑賞記

ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ監督作「アポロ18」("Apollo 18" : 2011)

17号で潰えたはずのアポロ計画が、実は18号で有人月面探査まで行われており、その全容が映像フィルムに残されていたという設定のSFホラー作品。

アポロ計画は1972年のアポロ17号による最後の月面着陸を果たした後、18~20号の計画は予算削減の為に中止となった。ところが1974年、国防総省はアポロ18号による有人月面着陸を行う極秘の計画を立ち上げ、3人の宇宙飛行士に船長ネイト、大佐ベン、中佐ジョンが選抜された。計画の目的は対ソ連用の盗聴設備を月面に設置するというもので、その性質上、計画の詳細はおろか、その存在さえも極秘の任務とされた。3人の飛行士は家族にも宇宙へ発つことを告げられぬまま、アポロ18号で月へと向かった。無事に月に到達したアポロ18号は、軌道を周回するフリーダムと月面着陸船のリバティに分離し、ネイトとベンがリバティで月面の予定ポイントに降り立った。月面で設置作業に取り掛かった2人は、程なくして原因不明の通信障害に見舞われ、地球とフリーダムとの連絡が途絶してしまう。その後、ベンは月面に自分達以外の第三者の足跡を発見し、その向かう先にロシアの着陸船とロシア人飛行士の遺体を発見し驚愕する。更にネイトは得体の知れぬ生物の介在で、原因不明の感染症を発症してしまう。アポロ18号計画には、3人の飛行士すら知るに及ばぬ、国防総省のある目的が秘められていたのだった。

アポロ18号計画という有人月面着陸の超極秘ミッションが存在し、宇宙飛行士らがフィルムに残した映像が流出した事でその全容が明らかになった、という設定のファウンド・フッテージ型SFホラー。端的に言えば、月面には謎の小型生物が潜んでいて、致死性の感染症を引き起こす菌かウィルスを持っているらしく、国防総省はその事実を知った上で、宇宙飛行士に偽りの目的を伝え、人体実験さながらの月面着陸を果たさせると。飛行士達が国防総省サイドの真意を知った時にはもう既に遅しで、感染したまま見殺しにされてしまうワケですな。それだけ(笑)当時のフィルムを再現したかの様に、敢えてボケた映像処理がなされているから、粗が見えにくいせいか、月面のシーンは結構リアルなんだけど、内容は手垢の付いたB級SFを、ちょいと斬新な手法で焼き直したって感じは否めないかなぁ。どうやって撮影しているのか、メイキングを見てみたい。ちなみに尺は80分弱しかないんだよね。

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